だーれが殺した、ラジオスター♪(<パタリロ調で)

イングリッシュ・ガーデン

イングリッシュ・ガーデン

「ラジオ・スターの悲劇」の原曲が入った、バグルズの兄貴分バンドのアルバム。で、この原曲、悪くないけどやっぱ地味すぎ。同じ曲なのに、トレヴァー・ホーンが絡むと見違える出来映えになるという。聴き比べると良くも悪くも「売れる」ってのな、こういう音であり、アプローチなんだなぁ、と感じ入ります。
もっとも、「ラジオ・スター」はともかく、ほかの曲はカッチリまとまったギターポップで実にラブリー。トーマス・ドルビーがキーボードやってて、目立たないけど堅実にバックこなしてる。
ナイトメア

ナイトメア

先日「ハリー・スミス・プロジェクト」でハル・ウィルナー熱も再燃。いい機会なのでこういうのも聴いている。メンツも音的にもどうにも80年代、もはや最先端ではないアプローチと思うけど、なじむし、ハマる。ただ、原曲が原曲だけに、ちょっとヘヴィすぎるトコはあるかも。覆い隠せない重厚さもまた魅力なんだけども。


邦題「セロニアス・モンクに捧ぐ」はポップで聴きやすい。もっとも、逆に聴きやすさゆえに印象に残らない面もちょっとあるかも。ドナルド・フェイゲン、ウォズ(ナット・ウォズ)、Dr.ジョンなんてあたりが参加してるけど、クレジットと首っ引きで聴かないとそのままフツーに聴き流してしまうかもしれず(汗)それぐらい、スッキリすんなり、キレイに自然な形でカヴァーできているということなんだろうけれども。
http://www.amazon.co.jp/Thats-Way-Feel-Now-Thelonious/dp/B00000DNCH
それにしてもアマゾン、相変わらずキチガイみたいな値段で出品されてるなぁ(苦笑)輸入盤やダウンロードで音源は確保可能なのに。。。