ドイツVSコスタリカ。

……日韓大会からはや4年、またも来ましたサッカー漬けの1ヶ月! ユーロ2004で大好評(?)を得た自画自賛企画、またも懲りずにやりやしょう! 
はてさて一言で云って「雑」なゲームでしたな。ホスト国久々の開幕戦、さらに主将も怪我で欠場と緊張とれないマイナス要因重なって、ドイツイレブンは終始うわずり気味。こういう時、ビシッと仲間を叱咤激励する鬼軍曹がピッチ上にいればシマリも出ようってモンだが、頼みの“拳王”カーン様はなぜかベンチ。
ふむ、、、クリンスマンはおそらくチーム内の不協和音を少しでも事前に防ごうと、まずは一番の「鬼」を黙らせる賭けに出たんじゃないかと推測。技量では新鋭ヒルデブラントが後継者と目されていたのを、いかな怪我の問題があったからって長年に渡る超問題男レーマンを正ゴールキーパーに据えるなんてな、よほどのこと。オレ思うに、トーナメントに進んだ時点でレーマンの調子があがらなかったら、カーンに戻すつもりじゃないかとひそかに期待してるんだが、いかに?
ディフェンス陣の連係ミスはバックラインを統率する「タマ」がいないことに尽きるだろう。前回大会では最後の砦にカーンがいたが、今回は乱調男レーマンだから信用ならない。
攻撃に関しては予想どおりいかにも生粋ゲルマンッ子らしい魔物系アタッカー、シュヴァインシュタイガーの登場で、ユーロ2004時よりはかなり様変わり。クローゼ、ポドルスキフォワードの最前線でのゲームメイクに「引き出し」も増えて、以前みたく、ロングボール放り込んでヘディングシュート一本槍みたくド退屈じゃなく、かなりヴァリエーションが増えて面白くはなってきた。新星オドンコルの駆け込みの速さ、頼れるベテラン10番ノイヴィルと交代要員の手持ちも充分。ただ、相変わらず足元のキープ力などが安定しないのが難か? それでも、得点力はかなり期待できるだけでも大きい。
不安なのは最終ライン以上に中盤守備要員のコマ不足。フリングス*1が怪我したら、バラック以上に痛手かも? ケールあたりではカヴァーしきれないんじゃないかな?
まぁ、ゲルマンの味方しても仕方ないんですけど。オレは単にカーンの「立往生」がまた見たいだけなので(爆)

「わが人生に悔いなし!」

と天に拳つきあげて果てる姿、目に浮かぶようだぜ!<「北斗の拳」と混同
……ま、何はともあれ始まりました! 怒濤の1ヶ月、楽しませて頂きまっせ!!!


*1:ちなみに、ヤツのスーパーゴールはカーン様が横にいたアサモアをなぜか笑わせているシーンの直後生まれたのであった。親爺ギャグでもカマしてたんか? ベンチのヤジ将軍って、ほとんどキヨ番長状態(爆)ワイも清原や!byおりばー