ジョー・ペシ『カジノ』（マーティン・スコセッシ監督）

全編サイコなキレっぷりで観客を引かせまくる狂犬役者ジョー・ペシ、『グッドフェローズ』よりさらに凶暴度アップでデ・ニーロとのマフィア映画で再タッグ、しかし本作では愛憎半ばするというか、ほとんど殺しあうまでの関係になって見ててハラハラ。近年のマーティン・スコセッシ作品では最もテンション高く、映像テクニックと語り口、そして音楽までもが絶妙にシンクロ＆クラッシュしてる、意欲的な作品だと思う。

「チャーリー・Ｍ！　チャーリー・Ｍだと！？　あんなクソッたれのためにてめえのドタマ、カチ割らせたのかよ！　ふざけるなクソ野郎！…おぃ、やっちまえ！」

文字どおり、ドタマをギリギリと締め上げて割ってしまったり、万年筆を首筋に突き刺しまくったりと大暴れ、でも最後は○○○○○で目もあてられないザマでボコボコにされてしまいます。

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Casino: Original Motion Picture Soundtrack

カジノ (ハヤカワ文庫NF)

……ところで、「はまぞう」機能、いつの間になくなったんですか？？？　編集画面に表示されないんですが。。。
追記。ようやく本日、表示されるようになりました。さすがはてな、対処が迅速！　と一応ほめてみよう。