http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/suicide/
はたしてどうだか? 酒に逃げられる人は自殺もせずに済むってことはないの? まあ、泣き上戸の人とかいるし、酔いから覚めた時や二日酔いになると、自己嫌悪で落ち込んだりするのかも。一定量超えると寝るか吐いちゃう下戸にゃあわからない心理だわ。
人様の神経逆撫でしまくるニュー・ジャーマン・シネマ史上でも屈指の一品、『ビール戦争』を思い出した。ヘルベルト・アハテルンブッシュ監督・主演の「公民館向け映画」(笑)警官コスプレした中年男がひたすらへべれけであっちゃこっちゃ徘徊するだけという、全編アル中のヨレヨレ姿だけしか見られない、素晴らしく潔くも痴呆な映画だ! 見終わると中原昌也な気分になれること請け合い! まー、良家の子女には一番見せたくない映画だね(汗)
たぶんドイツ文化センターで数年に一度の上映でしか見られないと思うので、詳しくは古本屋で名著「映画の見方が変わる本」(別冊宝島)*1を探して、瀬川裕司センセイの文章を参照してくれたまえ! 「世界で唯一のビール映画の巨匠」、アハテルンブッシュの雄姿が拝めるぞよ!
あとはコレ↓とか。これまた名著だ! あらすじ読んでるだけで酒でも飲まないとやりきれなくなるけどな!
ドイツ・ニューシネマを読む―深々とした時代の森に迷いこんだ39人の映画作家 (ブック・シネマテーク (10))
- 作者: 瀬川裕司,奥村賢,松山文子
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 1992/01/01
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