売って買っての繰り返し。

先日に続き、レコミンツでＣＤを売却。で、また新しいの買っちまい（笑）

ツトム・ヤマシタ「ゴー」（1,780円）
カンサス「偉大なる聴衆へ　カンサス・ライヴ」（690円）
ザ・チーフタンズ「ワイド・ワールド・オーヴァー〜ザ・チーフタンズ・グレイテスト・ヒッツ〜」（890円）
Ｖ. Ａ. 「ロング・ジャーニー・ホーム」（300円）
ミック・カーン「each eye a path」（690円）
フィクス「ＩＮＫ」（200円）
ジェネシス「ホールド・オン・マイ・ハート」（200円）
ウィリアム・アッカーマン「タートルズ・ネーヴル」（200円）
ｋ.ｄ.ラング「シャドウランド」（200円）
Ｖ. Ａ. 「The Unplugged Collection」（200円）

ツトム・ヤマシタ「ゴー」って、なんだかアニメのエンディング曲が延々と続いてるような、そんな印象。うーむ、試聴してから買うべきだったか？　スティーヴ・ウィンウッドとマイケル・シュリーヴってメンツに惹かれたんだが、、、また売っちゃいそう（笑）、、、とか思ってたら、いきなりファンキーになってきた。なんじゃこりゃ？　前半４曲のダルいのは何だったのよ。編曲がポール・バックマスター御大ってのもすげぇ。オールスターキャストだ。
ツトム・ヤマシタというと、ロバート・アルトマンの『イメージズ』ってレズ映画で音楽やってたのを思い出す。アレは悪夢めいた映像にズバリとマッチしてて、いい劇伴音楽だったなと。映画も60〜70年代のアルトマンがいかに突出した才能だったかってのを見せつけるような出来映え。ちゃんと見てるだろ、こん畜生め！、、、って誰に云ってンだか。
カンサスはそういやちゃんと聴いてねーや、ってんでライヴから買ってみた。フジ深夜枠伝説のギター小僧向けバラエティ『寺内ヘンドリックス』でスティーヴ・モーズが弾いたアメリカ国歌（だったと思う）はすげぇかったッス。モーズが後期メンバーってな……いま知った（爆）勘違いしてた。
ところで、大鷹俊一センセイの力作「ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・プログレッシヴ・ロック」で、大鷹センセイ、「カンサスなどは、どう広義に解釈してもプログレという範疇に収まらないのである」なんて書いてるけど、今さらながらすげぇ「強弁」で可笑しい。いやいや、世間で呼ばれてるプログレってなこういう長尺大曲連発、キメキメ演奏のヤツのコトではないですか。もちろん、かなり「揶揄」を込められての呼称とはいえ。異論あるかもだが、カンサスがプログレじゃないのなら、イエスもジェネシスもＰＦＭもＥＬＰも、トーゼンＵＫだのエイジアなんぞは絶対プログレじゃないってコトになるよね？　ほかのページと編集方針が矛盾しまくりやん。
得意分野のノー・ニューヨーク周辺の音楽こそ真のプログレと呼びたい心境はわかるけど、強引に過ぎたよなぁ、と。そういう論調なら、松山晋也氏責任編集の名著「プログレのパースペクティヴ」（ミュージック・マガジン増刊）の編集方針でアメリカだけじゃなく、英国はじめ他国のプログレも語るべきだった。ま、コレは大鷹センセイの責任を問うより、制止しなかった編集担当が悪いとしておくけど。選盤はサイコーなんだから、惜しい。アメリカと日本だけとか、一部ページだけで自己主張するってな悲しいッス。アメリカ編だけでもどっかで連載するとか、リベンジを果たして欲しい。大鷹センセイの一ファンとしてそう願う。

ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・プログレッシヴ・ロック―アルバム500&バイオ38&ディスコグラフィ2000 (Ontomo mook)

ジェネシスのはシングル。題名曲はどーでもよく、最愛曲「Home By the Sea」のライヴが聴きたくて買った。トーゼン、ライヴアルバムとは別テイク。ギターがちょっと違うくらいでアレンジに全く差はないんだけど、微妙な違いがたまらんのよね。
ミック・カーンちゃんのはこんなの出てたっけ？、、、つうことで確保。スティーヴ・ジャンセンとのデュオ作品みたい。あーなるほど、って聴く前から音が想像できたり。
フィクスは最近また聴いちゃってるの。夜にお似合いなのよ、ってなぜかカマ言葉になっちゃうの。
ウィリアム・アッカーマン「タートルズ・ネーヴル」って、悪名高い（？）ウィンダム・ヒルの第１号作品なんだ？　知らなかった。お子ちゃまのジャケが可愛くて確保してみたんだけど。パット・メセニーがなんだか賛辞を寄せてるよ。ホント？　メセニーのギターもごりごりなジャズ屋からは軽視されたりしてるけど、オレぁ昔から好き。
ｋ.ｄ.ラング兄貴（＜姐御だっつの）は叩き売られ中古ＣＤの定番。よっぽど売れないンだなぁ。基本的にハズレないのに。歌メチャクチャうまいやん。
「The Unplugged Collection」はスティーヴィー・レイ・ヴォーンの名前見て即買い。ｋ.ｄ.ラング、Ｒ.Ｅ.Ｍ.、ポール・サイモン、エルヴィス・コステロ、いま気づいたけどポール・マッカートニーとニール・ヤングまで入ってるよ。おトクやん！　エエもん買うたこうた。買い物上手と呼んで！