金子賢『キッズ・リターン』

「オレたち、もう終わっちゃったのかな?」というシンジ(安藤政信)の問いかけを受けて、マサル金子賢)が返す力強い返答。気が滅入る都度、思い出したくなる名場面。
交通事故による瀕死の重傷から甦った監督・北野武、文字どおり起死回生の一作にして、おそらく90年代最高の青春映画。個人的にはたけし映画の最高作。自作自演作としては『ソナチネ』もむろん忘れがたいが、アレはちょっとたけし独特の死生観が露骨に出過ぎているような観もあるので……。


桜の開花宣言と共に、冷え込み戻る。まさしく「花冷え」。東京でこんな寒いっつぅに、明日からネタどもをあつめてはやし最上川流域、<奥の細道>本場近辺へ合宿免許取りに行ってめぇりやす(恥)。キャピキャピ(死語)した若者のなかにボンクラひとり、大丈夫かよ? 心身内外、サム〜い空気に浸れそう、正直今から苦笑いモノですが、ま、とりあえず物見遊山気分で楽しもうってコトで。いやはや。