SF

タルコフスキーを見直したくなる。。。

http://www.asahi.com/obituaries/update/0328/001.html http://www.sankei.co.jp/news/060328/bun012.htm スタニスワム・レム死去。『惑星ソラリス』はビデオでも寝たが、旧・文芸座で上映された時、ようやく眠らずに見通したのを思い出す。惑星ソラリス [D…

フィリップ・K・ディック「去年を待ちながら」(創元推理文庫)

「あなたには−わたしなんかよりずうっとテープのほうが大事なんだわ」 (中略) 「だけど、これはぼくの楽しみなんだ。昔っからの」 「おちんちんを引っ張って遊んでいる子供みたいじゃないの」 往年の喜劇俳優の貴重映像を悪妻に消された男。男の悲痛な叫び…

カート・ヴォネガット・ジュニア「スローターハウス5」(ハヤカワ文庫、伊藤典夫訳)

公私共にやりきれない事件ばかり続くと、思い出すフレーズがある。 これは失敗作である。そうなることは最初からわかっていたのだ。なぜなら作者は塩の柱なのだから。それは、こう始まる− 聞きたまえ− ビリー・ピルグリムは時間のなかに解き放たれた。 そし…