『新・座頭市 II』第19話「めの字の置きみやげ」(最終回)

アヘン所持事件でいったん打ち切りになった第2シリーズ最終話。題名は内容よりも、さすがに後でつけたんだろうな。
渡辺篤史が出てくるけど、お宅訪問はしないw
追記。友加代子って誰なんだろう…と思ってたら、どうやら姪らしい。若山富三郎の長女。

原作:子母沢寛
脚本:村尾昭勝新太郎
監督:小林正雄
撮影:渡辺貢
音楽:青山八郎
制作:勝プロ/フジテレビ


座頭市勝新太郎
お春:友加代子
定八:渡辺篤史
寅松:小田部通磨
吉五郎:原口剛
キク:小谷真貴子
庄屋:中村錦司
三太:下島哲也
為吉:浜田雄史
女房:近江輝子
太吉:安藤由紀夫
ゆき:植田純子
ほか

当時、打ち切りになった影響はやはり如実に出てしまってたのかな…という、シリーズ中ではちと残念な部類の一篇。ネタバレではないと思うので書いてしまうが、カツシンの殺陣でコレほど気が入ってないものは初めて見た気がする。さすがにいつも万全の体調で挑めたワケではなかったろうし、キレにやや欠ける回は散見されるけど、この第2シリーズは全体にアクションは密度が濃い感じがしてるだけにシメがうまくいかなかったのは惜しまれる。おクスリ、別にいいじゃん! アヘンちゃうけどヒロポン開発したんは軍部やんけ!! などと今さら罵りたくなる(苦笑)
まあでも、復帰後、第3シリーズが再開。26話、2クール保ったどころか、最後のシーズンは夜の20時台なんてお茶の間ゴールデンタイムに子供が見てもワケわからん次元の恐ろしい映像世界が放送されたんだから凄い。世の中、神様のゆる〜い意志は当時からしっかり作用してたらしいw