『新・座頭市 I』第29話「終りなき旅路」(第1シーズン最終回)

コロンボと渡る世間の無我な境地…と無理につなげてみたが、正直、意味ない(汗)エンタツさんまで登場、珍しく悪役ではないw

前シリーズ『座頭市物語』最終回は三隅研次が演出。そして、『新・座頭市 I』第1シーズンの最終回は森一生としっかり巨匠が締めた。*1映画版『座頭市物語』でも第2作『続・座頭市物語』のメガホンは森監督だった。人気シリーズの第二弾、続編を締めるのは森一生監督の十八番な名人芸。世界広しといえど、こんな才気を好んで発揮した監督はいないであろう。
もっとも、黒澤明だけは大先輩にも関わらず、自身の脚本作を淡白に撮られたことに不快感を示していたようだが。まぁ、リチャード・フライシャーの才気も全く認めなかった人ですから、クロサワは(苦笑)
ってか、毎回、作品内容に触れてなくてスミマセン。。。

原作:子母沢寛
脚本:新藤兼人、中村努
監督:森一生
音楽:村井邦彦
制作:勝プロ/フジテレビ


座頭市勝新太郎
佐倉市之進:竹脇無我
竹庵:藤岡琢也
荒磯の甚吉:小池朝雄
ひさよ:原田英子
札売りの女:小林加奈
少女:吉田美由紀
ほか

原田英子って誰? と思ったら、勝プロおなじみ、『子連れ狼 親の心子の心』の乞胸お雪こと東三千でしたね。なぜに芸名を変えてしまったんだか。

*1:カツシンのアヘン所持騒動でいったん打ち切りとなったのは第2シーズン