『斬り抜ける』最終回 - 士はおのれを知る者のために死す

、、、やっとこさ見終えたよ。
「映画秘宝」の記事やウィキペディアとかでも「中盤から内容が一転した」なんて紹介のされ方をしているが、コレ、単純に途中で打ち切りが決まったので、１クール終了後、最終回までは単純に「穴埋め」エピソードだっただけだったらしい。

毎回完成度が高い『おしどり右京捕物車』と同時並行で見てるせいか、作品のクオリティはちょい劣る感じは否めなかった。いや、江戸入りまでの逃避行はワクワクさせられるトコもあったのだが、それがなくなった後の復讐ものな展開はいまいちノリきれず。先に書いたように実質「穴埋め」企画だったのがモロわかりな感じで残念であった。まぁ、かえって助演者やゲストはイキイキしてたんだけれども。中村敦夫が『続・荒野の用心棒』をモロにパクった流れ者役で登場する話は可笑しくはあったけれども。。。
まぁとりあえず、一見に値する作品ではあったとは思う。岸田森のイジケまくり演技だけは見どころだしな！