マンUVSリヴァプール/チェルシーVSアーセナル

グランド・スラム・サンデー。4強対決2本立てをチェック。
ザックリ書くと、やっぱり層の厚いチームが勝ち残るな、という単純明快な真理が見えてしまったというか。

リヴァプールマスチェラーノの退場でゲームが壊れた。マスチェラーノ、アルゼンチン人らしくマリーシアを見せつける反面、妙に血の気が多いトコもあってそれが裏目に出た。まぁ、たしかにスティーヴ・ベネット主審のジャッジもちとあまりにホーム寄り裁定すぎる面はあったけど、それでもアレは怒り狂いすぎ。ベニテスがわざわざ両肩つかまえてにらみ据えて、揺すぶりまくらないと収まらないほどであった。コレで次週のマージーサイド・ダービーの雲行きもあやしくなった(汗)ゴールはジェラード&トーレス頼みと攻め手がどうにも少なすぎるのが痛い。
ロンドン・ダービーはここに来てドログバ大魔神様が覚醒! 久しぶりにものすごい弾丸シュートを突き刺し、雄叫びあげてユニフォーム脱ぎ捨てパフォーマンス。もちろんイエロー1枚(笑)決勝点は倒れ込みながらも柔らかい足首でクイッとボールをねじこみ、今度は逆側のコーナーフラッグで寝そべりパフォーマンス。前半はいまいち体が重そうというか走りきれてもない感じだったのに、だんだん調子をあげていってしまった。おそるべしアフリカ人。。。
アーセナルリヴァプール以上にゴールが遠いのが問題。パスばかりでフィニッシュに持ち込めず、勝ち切れないという昨季までの悪いクセ、またぞろ再発。セスク&フラミニ+フレブの強力センタートリオもさすがに疲労がたまってるのか、どうもいまいち精彩なし。アデバヨールは髪を切ってからホントにゴールが生まれなくなったし(汗)
そこいくとやっぱりチェルシーは中盤からして層が厚すぎ。前線のドログバをしのいでも、2列目からジョー・コール、中盤からバラックエッシェンあたりがガンガンシュートを打ち込んでくるから怖い。アーセナルのパスワークにも最後まで足が止まることなく、うまくパスコースを消して、ボールを奪取してた。つくづくモウリーニョはものすごいチームをつくったよなぁ、、、当人がいないのにココまでやれるとは、今さらながら感服しきり。
ただ、主審のマーク・クラッテンバーグは相変わらずKYなジャッジでいちいちむかつきまくり。ゲームを止めてまで説教するなよ、アホ! おかげでアーセナルは集中力が切れる局面が何度もあった。空気読め、空気を!!
というわけで、アーセナルは3位転落。さすがのチェルシーもユナイテッドには勝てるかどうか疑問なので、たぶん優勝はユナイテッドだろうが、はたして?