秋の夜長のハイパー対決!!

、、、そんなわけで、見てきました!  以下、恒例の個人的な見解まじりの感想を、簡単に。。。

大友さんという当代最高の音楽家を迎えて、八木さんの演奏も最高潮、個人的には今年度ベストだったのでは、と。
大友さんの想像/創造力に満ちたギター・サウンドが八木さんの多彩な側面を最大限に引き出して、驚嘆に満ちた音世界を創り出していた。
八木さんが今後進まれるであろう演奏の「可能性」、さらに「未来像」をのようなものを感じさせてくれた。 予想はしていたが、それをはるかに上回る密度の濃い、質の高い演奏内容だったことに感謝。
個人的なハイライトは第1部の4曲目、大友さんのキング・クリムゾンの名曲「Fracture」を思い出させるような鋭いリフ連射に、八木さんがヴァイオリンの弓を弦にギシギシとこすりたてて応戦したあたり。プログレファンとしては垂涎の展開でただ嬉しく。

ところが、第2部にはそれ以上の驚愕が待ち受け。
2曲目、ミニマルミュージック風の展開が突如として白熱化、大友さんは血が吹き出るような凄まじいカッティングで煽りまくり、八木さんは御自慢の強烈な握力を駆使して爆裂トリル連発、さらに弦をバシバシと手のひらで叩き続けた。
人力ハンマービーツの極北を見た思いが、、、ジャーマン・ロックか、こりゃ!? 大友さんがミヒャエル・ローテル、八木さんがクラウス・ディンガーに見えて仕方なくなってきたり、、、まぁコレはどっちでもいいんですが(汗)

とにかく、素晴らしい演奏でありました、、、いくらでも語れそうだけど、今はとりあえずこのへんで。