SF作家こそ元祖ヲタでは?

http://www.nikkei.co.jp/kansai/elderly/35617.html
たしかにアキバでも日本橋でも、バカでかいリュック背負って分厚いメガネかけた、いかにもダサい風体のにいちゃんがウロウロししてる。傍に寄ると異様に汗臭いヤツもいる。どう見ても世間が認知するカッコいいとはいえない種族だろう。
しかし、外見はともかく、内面はそれほど世間の男女と差なんてない。というか、彼らの目つきがいかに異様であろうとも、熱狂できる対象があるだけマシとは言えまいか? 
オレ自身、映画ヲタでロックヲタ(+古本ヲタ)。なので、きっとレンタル屋やCD屋では異様な目つきして徘徊してるハズ。しかし、自分では別に構わないと思っている。誰に迷惑をかけてるワケでもなし、おのれが熱狂&熱中できる、のめりこめるモノがあるだけ、人生に目標なり楽しみを明確に見い出し得ているだけ、自分は幸せだと思う。
いくらモテモテ勝ち組なイカす格好してても、趣味がパチンコだの深夜暴走だったら、そんなのはタダの「下流」男ないわゆるドキュン、下手すりゃ社会悪な存在でしかない。
スケベで女キチガイなら、同性としていけすかない、いわば害毒のようなヤツに思えたりもするかもしれず。で、モテ男きどりの輩ってな、時と場合によってはオンナの敵にもなるだろう。紳士を気取るワケじゃないが、オンナを泣かせる男ほどサイテーなモンはない。*1
いわゆるキモヲタだからって犯罪者予備軍なワケでは決してない。大半は仕事してしっかり稼いで、それをアイドルやアニメにつぎこんで楽しんでいるだけだ。そして、ひきこもりでニートな真性ヲタは家からなかなか出られなくて、ただネットなどだけで気晴らしをしてるだけだったりもするのだ。気の毒な存在と言えるかもしれないが、社会的にほとんど活動をしていない時点で、犯罪を為す可能性も低くなるではないか。
真に危険なのは、表向きは社会人として一般人の顔を保ちつつ、内面が狂ってる輩だ。それでいて、自分を心底、「まっとう」で「フツー」と信じ込んでいる輩だ。そんなヤツが一番、コワイ。
誰もが皆どこかでヲタな面を持ち、時としてキモいヤツにもなりかねないってコトを常日頃から肝に命じるべきなのだ。
……あ、ボクもきっと、キモ〜い喪男だと思います。アキバにはほとんど行かないが、中央線の聖地・中野ブロードウェイでは日がなウロウロしてるけど、イジメないでね♪ ドツかれるとすぐ泣いちゃうから。


*1:いわゆるだめんずウォ−カー、泣かされたいオンナもいるかもしれんが、そんなヒトはある種、自業自得。オンナだろうが戦わないとダメだろ!? もちろん、オンナを殴る男ほどクソはいないが。