オレは偏食で悪食。

その時、殺しの手が動く―引き寄せた災、必然の9事件 (新潮文庫)

その時、殺しの手が動く―引き寄せた災、必然の9事件 (新潮文庫)

新潮45」の殺人事件ルポシリーズ。シリーズの他作に比べると割合「平凡」な事件がまとめられているせいか、文体もさほど高調子でもなく、淡々としている感じ。
つうか、こういう俗悪なルポ読みながら、ジョニー・キャッシュの名作コンピ*1を聴いたりしちゃいかんな、と思ったりした。
Murder (Dig)

Murder (Dig)

もう一枚、トニー・レヴィンがジェリー・マロッタ、スティーヴ・ゴーンというトリオによる洞窟内でのセッション・アルバム、「フロム・ザ・ケイヴズ・オブ・ジ・アイアン・マウンテン」もチョ−久々に聴いた。トニー・レヴィンが発表した作品中でも五指に入る傑作と思う。
FROM THE CAVES of The Iron Mountain

FROM THE CAVES of The Iron Mountain

……しかし、<はまぞう>は原題で入力しないと正確に検索できないかもだな。邦題ではアーティスト名、ちゃんとウ濁、「レヴィン」になってるぞ?


*1:ライナーはクエンティン・タランティーノ! こんな若僧にキャッシュ御大について書かせるのは正直、僭越じゃないか? いや、イイことは書いてるけど、「殺人」について語らせるならタラちゃんみたいなただのヲタより、もっとほかに人材はいるだろと。