佐野元春@四日市市文化会館(1989/07/14)

今から15年前、天安門事件の翌月、<ナポレオンフィッシュ・ツアー>で見たモトハル・サノ、ステージ上にアコギ1本で登場し、カマしたM.C.。歌うは「カフェ・ボヘミア」のA面終わりを飾る、メッセージ色濃い一曲「月と専制君主」! 
う〜む、カッコよすぎるぜ、ヒューヒュー! いよぅッ! 代理店ロック!!<しつこい
いや、マジで惚れ直しましたけどね。いまだに好きですよ、モトハル。オレのカラオケ十八番。
「♪モトハルレディオショ〜〜」
天安門事件の時、オレはちょうど高校3年生。いちおう受験勉強しながら、TVにかじりついてたのを思い出す。正直、セプテンバー11勃発まで、あの事件が個人的には人生最大の時事ニュースだった。事件が遠い記憶になりつつある現在、当時の学生運動家の一部が実は政府側の手先(あるいはただの煽動家)だったんじゃないかとか、日本の安保紛争時どころじゃない怖気をふるう「真相」が明らかになってきたりと、ますます気も重くなり。中国には良くも悪くも、今後はさらに、ことあるごとに苦しめられそうですな、実際。