日本VSUAE戦

ヤタガラス、ついに巣立ち! 最後の2試合、予想以上に根性見せてくれた。折しもこの日、東京も桜開花宣言。名実共に、「サクラサク」。
一昨日終了時で得失点差が4点もあったから、とにかくこの最終戦、勝ちさえすればアテネ行きはまず確実、とわかっちゃいたけど、やっぱ決まると嬉しくて。
終わってみれば、レバノン様さま、って感じもあるけどな(笑)大敗して下さるは、日本の敵を苦しめて下さるは、と結果的に援護射撃しまくってくれて、ありがたし。
つうか、レバノンに限らず、バーレーンにせよ、UAEにせよ、今回の予選に賭ける意気込みが違ったような。自分たちのプライドも高ければ、自国民のプレッシャー等、事情はいろいろ考えられるけど、とにかく技術以前の力押しでも、コレだけやってのけられてしまうというわけ。日本はホームに戻っても、その気魄にはどうにも気押され気味だったという案配。
仁義なき戦い』の菅原文太風に言えば、

「最後じゃけん、云うとったるがよ、狙われるもんより狙うもんの方が強いんじゃ……そがな考えしとったら、スキが出来るぞ……」

てな具合。ホームでの第1戦はまさしく、「スキができた」ってこっちゃかのう。ま、とりあえず、アテネではめでたく「狙うもん」になれるんじゃ。云うといちゃるがの、広島極道は芋かもしれんが、旅の風下に立ったことはいっぺんもないんで*1とれいとったれい!
それにしてもだ、大久保・平山・田中の3トップ、A代表でも機能するんじゃないか? ジーコさんよ、辞めないつもりなら欧州組は助っ人として最後の切り札にとっておくとして、このU−23組を使うことも考えるべきじゃねぇか? あんたが目指している理想像はアントラーズでやってもらうとしてさ。実のトコ、トルシエ時代も結局、年長組はどんどんふるい落とされて、黄金世代で固められたわけなんで。  

*1:使う場面が違うかもじゃが、まぁ、大目に見てつかいや、のぅ。