聞き書きオカン一代

「すったもんだも、ありました」(<宮沢りえ調で)
叔父の葬儀から本日帰京。
最初から最後まで、うちのオカンは下は2歳の姪の幼子から、上は米寿のお年寄りまで一手にお相手つとめまくり、葬儀の進行も、喪主の長女と叔父の一族さしおいて要所要所で仕切りまくりと、八方無尽、大車輪のごとく獅子奮迅。終わってみれば、オカンによる、オカンのための、オカン伝説炸裂の一大イベントであったような。手足頭はもちろん、口耳もフル活用に次ぐフル活用、おぬしゃ聖徳太子かぃ、てなもんで。いや〜わが母ながらマジ、すごいわ! オカン!!
映画話にたとえれば、主演・演出・製作・脚本、煮炊き買い出し経理に掃除、ありとあらゆるパートを兼任、我が家のオーソン・ウェルズはアンタや! ってなもん。実際、このオナゴ、英語塾教師生活25年、まさに<イングリッシュ・アドベンチャー>を地で行くっつぅねん、もぅええっちゅうねん。
内輪の話ばかりゆえ、ココでは書くのを控えるべきなのだろうが、とにかく書きたい、話したい! とりあえず、オレは自分自身と孫子のために、聞き書きオカン一代」を(竹中労かよッ!)を執筆することにした。あー久々にワクワクしてるわ、オレ。
あれやこれやになんやかや、わが一族にまつわる新事実も発覚しまくりの3日間、映画『お葬式』ほどまでいかずとも、笑いあり涙あり、個人的には映画より面白おかしくも過ごせたドタバタ3DAYSであった。
いや〜、田舎って、やっぱマジ面白いわ!!……って、しょせん田舎者の開き直りやね(笑)