チャールトン・ヘストン死去。

hibiky2008-04-06

納谷悟朗さんのコメントを聞くべし。ウィドマークのときは結局、大塚周夫さんにインタビューしたのかな??
納谷悟朗さん吹替で見るヘストンは、個人的に米国男児の一典型というべき存在だった。肉体は頑健強壮そのもの、どう見てもタフなのに、どこか陰がある、、、という。『猿の惑星』『地球最後の男 オメガマン』『ソイレント・グリーン』等、最後の最後、悲劇的な運命に見舞われる役が似合う人だった。マイケル・ムーアボウリング・フォー・コロンバイン』のせいで晩節を汚された観があったのは残念だったが、それすらも映画でのキャラが実人生に影響を及ぼしてしまったような、そんな気までして。
ややマイナーなトコでは殺人アリ襲来パニックもの『黒い絨毯』が記憶に残ってる。念願の妻を迎えたのはいいが、実は彼女に離婚歴があったと知って動揺し、煩悶するという。ブニュエルの『エル』みたく、彼はジャングルで農園主として仕事に夢中になってたおかげで女性と縁がなく、童貞だったという設定で(汗)
男でしかあり得ないゆえの男ならではの悲しみ、、、みたいなのを体現できた役者さんだったと思う。遺作が『ボウコロ』じゃなかったのは幸いだったかも。合掌。。。
なお、追悼作としてどれか1本放映するとしたら、絶対『ベン・ハー』でしょう。『猿の惑星』は今後も放映されるだろうけど、『ベン・ハー』は地上波の吹替でしばらく見ておらんぞ!!
追記。
放映して欲しい作品→『パニック・イン・スタジアム』(TVスペシャル版)『オメガマン』『大いなる西部』『ダンディー少佐』

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