07/09/26『ニンフェアール第3回公演:音とテクノロジーの対話』@愛知芸術劇場小ホール

遅ればせながら、先月の名古屋でのコンサートでのミニミニ・レポートも。セントレアで有名な常滑市出身の八木さん、残念ながら近年はあまり地元でのライヴ活動は目立たないようなので、貴重な体験であった。*1
プログラムの詳細は省略。八木さんの演奏曲は以下のとおり。

高橋悠治 作曲「橋をわたって」
カール・ストーン作曲「タコミエンド」(世界初演
伊藤美由紀作曲「Ubiquity」(偏在)
八木美知依 作曲「Bridges」(世界初演、高橋弘子競演)

目下、愛知県下でも教鞭をとっている現代音楽家カール・ストーン氏との競演がやはりというか、一番の見ものであった。北欧ミュージシャンらとの音楽家同士、生身でぶつかりあう迫真のインタープレイは凄まじいの一言で八木さんの独壇場、一度は必見絶対疑いなしだが、いっぽう、箏VSラップトップ・コンピュータ、音素と電子が火花を散らすがごとき、ハイパー・バトルも脳内興奮度たるやはかり知れず。一昨年のVORTEX(→http://d.hatena.ne.jp/hibiky/20051227#1135609534)とのライヴの感動が一瞬甦ったりした。
当日、会場におられた方で幾人の方がピットインでのライヴに参戦されるのであろうか? それもちょっと楽しみかも。

*1:実は名古屋文化圏出身(汗)なので、コレに合わせて実家に帰省したのであった。