おおぅッ、イエス!

、、、って、洋ピンじゃないんだから(爆)

Yessongs

Yessongs

実はリマスター好きでもあるので、「Yes Songs」の輸入盤、「NEWLY DIGITALLY REMASTERED FROM THE ORIGINAL MASTER TAPES 」という表示につられて買ってみた。
以前出ていた紙ジャケは、ジャケの出来映えはともかく、音質は日本独自のリマスターでマニアの間では賛否両論。個人的にもかつてCDからテープに落としてもらって聴いていたヤツよりも各演奏の分離が全体に悪いようで、なんだか不愉快な印象だった。
今回のヴァージョンも正直、それほど音質が向上したワケではないみたい。若干ドラムが聴きやすくなったような気もするが、たぶん気のせいだろう。特に、スティーヴ・ハウのギターの音がやかましいというか、どうにもきしみすぎているような。。。いや、そういう音を出す人なんだろうけど。
ELP「恐怖の頭脳改革」と同様で、たぶんマスターテープ自体があまりいい状態でないか、もともとの録音に問題があったか、どっちかじゃないかと素人なりに推測。
そんなこんなで、イエスはさしあたりはコレだけ聴いてれば充分、という再確認も。構築美で勝負してたバンドだからアラン・ホワイトのようなミスのない職人系ドラマーが似合うのはわかるんだけど、ビル・ブルフォードのほうがドラムに躍動感と遊びの要素が多分にあって、聴いてて楽しいんだよなぁ、断然。
ただし、ライノ版「リレイヤー」のボーナストラックで「錯乱の扉」リハーサルテイク聴いて、アラン・ホワイトの凄みみたいなのも感じたりはした。この人だけ迷いなく的確なフレーズをビシッと叩き出してる印象がしたんだよなぁ。単にオレ好みじゃないってだけで、すげぇドラマーなのは間違いないです、うん。