冬のチャンキー・ソイソース・サウンド♪

勢いで細野晴臣のボックスも入手(汗)サバスとハリー細野を同時に買う男、、、我ながら何者?

ハリー細野 クラウン・イヤーズ1974-1977

ハリー細野 クラウン・イヤーズ1974-1977

「トロピカル・ダンディー」「泰安洋行」2作は細野氏自らライナーで「永久保存版」と語る決定版リマスター。 以前出ていた紙ジャケ版よりも細部の音がさらにクリアでナチュラルに、きらびやかで粒立ちのいい音になったようには思う。
伝説の中華街ライヴ盤を収録。 矢野顕子坂本龍一が参加してるのだが、なんとこのライヴがアッコちゃんと教授の初顔合わせだったそうな。細野さん、知らないうちに「縁結び」までしてたのね(笑)もっとも、DVDで一部映像も見られますが、アッコちゃん&教授の姿は全く映っておらず、残念!

なお、細野さん、残念ながらこのライヴではマリンバ叩いてて、ベースは弾いてません。DVDで見られる鈴木茂のレコーディング風景でも細野さんはパーカッション担当。唯一、特典映像の「ハリケーン・ドロシー」(1975年蒲田・日本電子工学院講堂での演奏風景。リハーサルらしい)でベース弾いてる姿が見られる。

もうひとつの特典「メリーゴーランド」はタイトルどおり、細野さんが豊島園のメリーゴーランドに乗ってる姿が延々と映し出されるというシロモノ。 当時プロモーション用に撮影されたらしいイメージクリップ。 即興でつけたっぽい細野氏のBGM付きだが、この曲はシンプルだが、わりといい感じ。

音自体は今聴いても古びてはいないけど、映像で見るといかにも70年代な香りもぷんぷんで、細野氏語るところの「質素で正直」だった当時の社会が忍ばれる。
ちなみに、証言でも語られてるけど、当時の細野さん、前歯が欠けてて、ちょいオマヌケ(笑)