ドクター・イーヴル（声：山寺宏一）

「それは80年代の一発屋バンドだろ!?」
「お口にチャックを！」

オースティン・パワーズ:デラックス [DVD]

……近日来日公演するらしいが、基本的に最近は音沙汰なしなので、ギャグにもされている。

小曲「狼星」から名曲「アイ・イン・ザ・スカイ」へとつながる見事な展開。それがオレのアラン・パーソンズ・プロジェクト初体験。ＮＨＫ-ＦＭの名番組『クロスオーバーイレブン』で聴いたのだ。
当時、オーディオマニアの親友がいて、ヤツが持ってた「ステレオ」誌のアルバムレビューではアラン・パーソンズ・プロジェクトの作品はすべて８.５以上、ほとんどが９.５〜10.０という超高水準だった。ロックのアルバムはほとんどヤツに言わせれば「耳が腐る！」ような音だったなかで、アラン・パーソンズ・プロジェクトのアルバムだけは燦然と輝いていた。たしかに、そいつのお手製のスピーカーで聴いたアラン・パーソンズ・プロジェクト「ステレオトミー」の音の素晴らしさには驚嘆した。

Instrumental Works

本作は緻密な楽曲構成で売る彼らの「粋」を極めたインスト曲のコンピ。ボーカル曲はちょいと甘ったるくて聴いてて気恥ずかしいナンバーも多いが、インストはどれも文句なしにカッコいい！　
アラン・パーソンズによる劇中曲が聴けるのはこちら。ルトガー・ハウアー＆ミシェル・ファイファー競演、わりかし出来のいいファンタジーだす。

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