なれあい社会に生きる不愉快。

駒大苫小牧高校の野球部部長の不祥事に関するゴタゴタ、実に不快。大体、内部の人間で調査委員会をつくるってのがおかしい。てめえたちに都合のいいようにしか発表しないに決まってるし、またそうでなくとも、憶測を呼ぶだけだ。スッパリ当事者を記者会見に引っぱりだして釈明か謝罪させるなり、実際に暴力行為を受けた部員に証言なりさせればいい。ありきたりな物言いだが、問題は殴った回数じゃない。暴力行為自体が問題なんだ。
オレ自身、会社で暴力行為受けた経験もあったりするから、体罰とか自体にはもちろん反対だけど、部員たち自身が納得してるならそれはそれでいいし、納得してなかったのなら、いい機会だからハッキリ思うところを云えばいいんだ。そうでもしなけりゃ、不祥事で出場できなかった明徳義塾高校とか、過去、無念の涙を飲んだ幾多の高校球児たちに申し訳が立たねぇだろ?
集団でも共同体でもナンでもいいが、それの「和」を乱すからだ、とかナンとかリクツつけて、コトの正邪をたださず、沈黙を守ったり、無言の圧力をかけあったりするってな、日本社会最大の罪悪のひとつだ。悪いことは悪いことしたとハッキリ云って、明らかにしていくべきなんだよ。
愚劣さに我慢する人間がいちばんエラい、なんていかにも日本的な世のならい、オレは信じねぇぜ。愚かさに屈するヤツは、愚かなばかりじゃない、存在自体が恥であり、罪だ。罪は悪なり、真に悪ならば滅ぶべし!