名画座魂Vol.4:マイケル・ウィナー監督特集

愉快痛快怪物くんな英国カルトのお通りだいっ!
マイケル・ウィナー監督特集

『ダブル・チェイス 俺たちは007じゃない』(90年、マイケル・ケインロジャー・ムーア
『ジョーカー野郎』(66年、マイケル・クロフォード&オリヴァー・リード主演)
『脱走山脈』(69年、オリヴァー・リード主演)

どーもすいませんネタ考えるウチに惹句がどんどん幼児化しちゃってもー大変なんすから<by林家三平
ンなこたともかく、この3本はか・な・り、の拾いモノでござんすよ。スウィンギング・ロンドンを舞台にヒマもてあましたアッパー子弟兄弟が英国王室相手にトンでもないいたずらを仕掛ける2.、ナチスドイツに逆らってサーカスの象連れてアルプス越えをやってのけちゃう3.。どっちも故・名優オリヴァー・リード*1主演作でもあります。
ちなみに、マイケル・ウィナーって監督、70年代に入ってからはアメリカに渡るんですが、同じ英国人のリドリー・スコットスティーヴン・フリアーズらみたいに成功できず、チャールズ・ブロンソン主演の『デスウィッシュ』シリーズを撮っただけでダメになっちゃいました。でも、英国時代はホントに面白かったんです。ぜひぜひ、再評価してやってください。
……ところで、3.に出てくる象さんの名前はハンニバル! てなわけで。。。(明日に続く!)


*1:上記2作ほか『明日に賭ける』などマイケル・ウィナーともゆかり深い英国が誇る肉体派男優。『グラディエーター』撮影中、酒のみ勝負してる最中、頓死したコトでも有名