ジョン・ブライオン「Meaningless」「パンチドランク・ラブ」

まさに、万華鏡ポップ。ピアノもギターもドラムも、全楽器ほぼひとりで手掛けているからこそ生み出せるのであろう、唯我独尊な音世界。少々甘ったるいボーカルが唯一弱い印象を与えるかもだが、力みない、しなやかな曲調には見事に合っている。ミュージカルからパンクからプログレでもリクエストになんでもござれで対応するとかいうライヴ、一度ナマで拝みたいモノ。映画界の盟友ポール・トーマス・アンダーソンも新作始動の噂もあるし、今年は特にジョン・ブライオンの動向に要注目かも。