オスカー授賞式。

http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200502280005.html
忘れてた、つうか今日だって知らなかったよ。いかな映画離れしてるからって、この体たらくはどうも。この10数年で初めて(呆)。
オレにとってのベスト映画人、クリント・イーストウッドの再びの壮挙はうれしくはあるけど、今さらオスカーなんぞ(とあえて云う)で花を持たせてもなぁ、という複雑な感慨も。今回こそマーティン・スコセッシにあげたらよかったじゃんよ、って。まぁ、このまま一生取れないのもアリだけどな、こうなると。
町山智浩さんは評価してなかったけど、助演女優賞獲得のケイト・ブランシェットはまぁ順当なんでしょう。主演女優のヒラリー・スワンクは巧拙を問う以前にオレ的にあんまり好みじゃないのでノーコメント。作品を見ないとナントも云えないよな。
主演&助演男優は黒人スターがダブル受賞という歴史的快挙らしいが、これまたヒネクレモノとしては素直に受け止められない観も。保守派向けにイーストウッド、リベラル向けに黒人に栄冠を…という具合に、ハリウッド側の妙な政治的意図が働いた出来レースぽいムードも匂ってて、イヤなんだよねぇ。
まぁひとつだけイイのは、今回の受賞作は映画フリーク向けつうか、積極的に映画を見なくなってるオレでさえ映画館に足を運びたくなる作品ぞろいだってこと。『ミリオンダラー・ベイビー』『アビエイター』『Ray/レイ』……どれも、楽しみだ!