大河ドラマ『義経』

家族と同居の方ならおわかり頂けるかもだが、だんだんTVにひとりぼんやり見入る時間が減っていく。今夜もリビングにあるヤツはオトン、台所はトーゼンのごとくオカンが占有。オレはビデオで『タモリ倶楽部』でも見直したいんだが、両親を押し退けてまで見る気にまではならないので、ずるずる後回しに。こうしてどんどん、TVの前にいる時間が減って居づらくなり、ネットへ向かうようになるワケ。
と、今までのはただの愚痴みたいなモン。
両親が見ているので、つい大河ドラマを付き合いで見てしまう機会が増えた。まぁ、幼稚園から中学生まで、欠かさず毎週見ていたので、昔に戻ったというだけでもあるんだが。
演出はNHKが生んだ巨匠・黛りんたろう。ゆえに展開にも画面構成にもそつはない。ただし、配役はいまひとつ。平清盛に渡哲也みたく大物もってきたはいいが、みそめられる常盤御前稲森いずみってな、ちっと「格」として負けすぎ。コレならまだ米倉涼子あたりのほうがマシだったハズ。容色衰えた松坂慶子の下手じゃないだけにかえって暑苦しい演技だけが印象に残り。ま、配役から演出から、わかりやす〜く奥様おばさま向けにつくってるってこったな。
なお、タッキー登場は来週の模様。弁慶が松平健てぇのがひっかかる。マツケンサンバとかうなりながらナギナタぶん回すとか、どうせなら滅茶苦茶やれば多少は面白くなるかもしれん。来週からも見るかどうかわからんが。