インドVS日本戦。

停電というあり得ないハプニングにもめげず、暑さにもへばらず、結果的には敵地にて「快勝」できたジーコJAPAN。下手で荒いだけのインド側守備にもナンとかエキサイトせず、さほど無理もせずボールを支配。傍目には横綱相撲に一瞬見えなくもなかったかもしれないが、トルシエJAPANの時の格下相手には特に容赦しない覇気みたいなモノにはどうにも欠けるので、やはりまだまだ不安。欧州組なんて呼ばず、アジア杯の時のメンバーも大幅に入れ替えて、イキのいい新規ピックアップした若手で挑むとか、方法がありそうなモンだがな。いや、予選で勝ち点を落とすワケにはいかないし、勝負が読める黄金メンバーで挑むのはトーゼンなんだけどさ。
とにかく、いまだにゴールエリアに入ってからのフィニッシュが単調に見えて仕方ない。敵陣を切り崩す、突破するというたしかなゴールへの意志が薄い。運良く入ったクロスに、出たトコ勝負で飛び込んでいるだけな気配ありあり。初トップ下の本山には期待したが、結局、不完全燃焼で小笠原と交代。鈴木もごっつぁんゴールを二度ほど外したし、高原も不調。
終了時間がニュース見る23時過ぎてもやってて、ザッピングして見てたせいで宮本くん
のヒールシュートを見逃したのは痛かった。やっぱヒデよりもオノよりもツネですよ、ツネ! そのヶはないが美男子はイイ。
次節のオマーン戦で予選突破は確定しそうだが、最終予選が不安。よしんばドイツへ行けても、今のままではベスト8進出どころか、予選敗退確実と見ていい。今度は開催国ゆえのアドバンテージはないからなァ。