「選挙には必ず行こう! ヤツらの手にアンタの運命が握られてます」(byフランク・ザッパ『音楽にユーモアは必要か?』)

この名言、ことあるごとに使う予定です(キッパリ)。
つうわけで、もうすぐ選挙ですねぇ。政治・宗教・セックスの話は「公」の場ですべからず、なんて云いますな。そんなわけで、ま、以下はただのヨタとして読み流すなり、無視なりを。
ウチの場合、オカンは軟派なんで政党は関係なくとにかく美男子に投票(笑<それでも公明党は勧誘嫌いゆえ入れてない模様)、オトンはガチ保守派、なれど組合が推す時はしぶしぶ民社党、それ以外は絶対自民党って感じでした。
オレはというと、残念ながら(?)どっちかつうと保守派だが、典型的無党派層、ただのノンポリです。選挙は先のザッパ御大の教えを守り(?)、成人後、基本的に全参加してます。でも、自民党にだけは入れたコトない。政党として完全に見放しているがあくまで「批判票」として、たいてい共産党、最近は民主党に投票という感じ。
学生時代、故・日本新党と保守党でバイトしたこともあります。しかし、御存知のとおり、首相・細川の殿サマはあっけなく政界再編を中途で放棄、現在に至る政局混乱に拍車をかけたという次第。
まァ、日本新党なんざ云っても、ロクな候補いませんでしたね。今はなぜか評判いいらしいですが、横浜市長の中田なんざも実に軽薄な人でした。彼はじめ松下政経塾出身者なんてほとんど政治ゴロ、政策ヲタかなんだのなれのはて、信用できるヤツなんざ、まずいやしません。少なくとも、オレは知らん。日本新党はそんな間違った野心で政治家目指すヤツばかりでしたよ。アレでますます政治不信が強まりましたね。
思い返すと、幼時以来歴史マニアなれど、わかりやすく戦国武将や軍師好きで、とにかく政治家は大嫌いでした。ナニやってるかわからんから(笑)
そういう意味で、自民党は小汚ねぇ親爺ヅラ揃いゆえ物心ついて以来嫌悪感のみ。かといって、サヨク陣営もまたリクツこくだけのさらにイヤらしい親爺オバンばかりで、どうにもなじめずじまい。社会党は石橋委員長の頃はまだ活況もあったが、土井たか子なんぞというおばはん擁立後は弱体の一途、あげくは不倶戴天の敵・自民党と手を組むなど変節し、いまや恥を知らぬ無用の存在と化した。え、公明党? アレはタダの宗教団体、政党じゃありませんから論外。
そのなかでは共産党の不破委員長だけは風貌からしてお気に入りでしたが、今の御時世で<共産党>と名乗ってるアナクロさにはずっとついていけずじまい。存在は好意的に受け止めるけど、政党として支持なぞできませぬな。選挙では一番投票してるけど、それは「死票」覚悟の批判表明でしかない。
大体からして、ウチの田舎じゃ、共産党員つうとほとんど地主の息子勢ぞろい、金持ちのボンボンばかりでしたから。ナンのこたない、親のあぶくゼニで余計な学つけて、格好だけリベラルを気取っただけなんですな。オレが今に至るもサヨクかぶれなインテリを嫌う要因ここにあり。
まァ、根本からして、サヨク思想の生みの親たるマルクス、そしてレーニン毛沢東も、皆々地主だの金持ち家庭の生まればかりなワケで。そういう意味じゃ、サヨク思想なんてしょせんファンタジーに過ぎんだろ? とツッコミたくなるわけですよ。
額に汗して泥田耕してきた日本の百姓もとい、農家の方々がほとんど自民党支持なのは、しょせんボンボンぞろいで頭でっかち、生活の実情知らぬ口だけインテリなサヨク政党幹部どもが結局信じられなかったからナンですよ。
地元べったり、癒着の構造で甘い汁が吸えるという以前に、人間やっぱ、悪党だろうとナンだろうと、まずは「同類意識」を感じられる相手しか信じられないってコトかもしれません。そう考えると、世界史上屈指の愚者たるブッシュJr. 支持者が厳然と存在するのもやむを得ず、ではあるのでしょう。
右を向いても左を向いても、まっくらやみじゃァございませんか? それでもどっこい生きていく…しかねぇオレたちにできること、それはせいぜい、選挙権だけはしっかり行使し、批判票でもいいから投じて、蟷螂の斧ながら意志表明するコトしかないのです。オレはそう思い、マイケル・ムーアを支持したり、サヨクきどるだけのエセインテリに喧嘩売ったりしてるのです(笑)カバチ垂れるだけで、てめえのオテテはチートモ汚そうとせんこンクソ外道どもッ、おお?……ってねぇ。

「中立は認めん。どっち側でも立てん云うんじゃったら、この際、足を洗って堅気になってくれい!」*1

*1:小林旭仁義なき戦い 代理戦争』