クロアチアVSフランス

あえて本雑記でもメモらなかったスイスVSクロアチア戦以上に漫然と見てしまったが、クロアチアの不気味さは十二分に再認識。ラパイッチはヒデの活かし方が頼もしかったペルージャ時代からオキニな選手、正確な左足を使って組み立てる攻撃センスが見もの。日韓大会でのイタリア戦でのシュートも凄かったモンな。
フランスは前半こそイングランド戦での勝利の勢いを引っ張っていたように見えたが、少々気抜けしたのかどうか、いまだ最前線のアンリは爆発せず。中盤はがっちりクロアチアに守られ、カウンターを何度も喰らって青息吐息。いつも危なかっしい守備で定評あるシルヴェストルがまたPKをもらい、ラパイッチがきっちり決めて形勢逆転。
フランスのサンティニ監督、クロアチアの狡猾かつ執拗な攻撃になすすべなし。ピレス投入はトーゼンとして、ペドレッティ、サニョルといったさほど切り札にならぬ選手の投入はいまいち消極的な感じで理解しがたく。思い切って3トップにして、サハやゴヴらの活かし方も考えたほうがいいような?
ザビエル髪を思い切って剃り上げ、白光りする頭てらてらさせてピッチを走り回るジダンだけが印象に残った。
今大会、ギリシャのオットー・“大帝”・レーハーゲルチェコブリュックナーら一部除き、監督の采配がズバリ決まる試合が少ない。それだけ各国の技量が伯仲しているというコトなんだろうが、反面、冒険心に欠けるというか、システムにこだわりすぎて失敗している気配もあって。そこら、どうなんですか監督の皆さん?
結局、クロアチアに押し込まれながらもフランスはドローで逃げきり。次の相手はスイス、よほどのコトなきかぎり敗北はあり得ないから、フランスは気楽に予選突破はできそう。しかし、ボロが出てきたディフェンスといい、爆発しない攻撃といい、当初の予想ほど勢いはないように感じる。ま、敗北しなければ勝ち進めるわけだが。逆に、イングランドはヤバいかも。クロアチアは相当危険な相手であろう。みんなそろって頑健強壮、“兵隊顔”で怖いしな(笑)


どうでもいいけど、ショコタって選手がいるんだが、この名前を耳にするたび、ショタコンと聞こえてしまうオレはおかしいんでしょうか? おかしいよなぁ(爆)