山本さんは優しすぎて構いすぎ。ジーコは無責任で放任しすぎ。

あ、日本VSバーレーン戦なんてのもやってましたね。その前にやってたUAEVSレバノン戦のほうが予想以上の熱戦で面白かったよな、絶対。意外やレバノンに勝ち越されていたUAEが、土壇場で同点に追いついた瞬間とかね。あのジャンピングボレーシュート、瞠目モンでした。
日本代表って、正直、やはりメンタル面が弱すぎるんでしょうな。きちんきちんとしたパスワークといい、足元の処理といい、組織だった美しい動きといい、技術面では欧州にも勝るとも劣らず、実に「しなやか」なサッカーをするのは素敵なんだけど、「したたかさ」がなさすぎというか。
オレが思うに、やっぱり、トルシエみたいなアクの強い指導者が憎まれ役にでもなって、「こいつのハナあかしたる!」って具合に、選手全員が闘争本能を燃やすような状況を、協会が無理にでも設定してやらないとダメなんじゃないかと。
結局、なんらかの外的要素の圧迫が働かないと、本当の意味での戦闘意欲ってのは生まれ得ないのかもしれませんな。ふがいないヤタガラスは日本人の悲しき性(さが)の象徴なのかもしれない、と天声人語」みたいなまとめ方で我ながらやんなっちゃうが、そう思います。