レアル・マドリーVSデポルティーボ・ラコルーニャ

なんとサンチャゴ・ベルナベウでは48年も勝利なしというデポル。本日はマウロ・シルバ大将が累積カードで欠場、代わりに昨季のベックス破壊で悪名高い削り屋ドゥシェルピボーテに。守備力はあるが攻撃センスはないし、正直好きな選手じゃないっす。ディエゴ・トリスタンは相変わらず気もそぞろな生彩を欠くプレイぶり。この男が復調しないとデポルは今後大変なコトになる。今日も登場数秒でしっかり仕事してくれたとはいえ、いつまでもパンディアーニ頼みじゃねぇ。
マドリーはジダンがゴール前で十八番マルセイユ・ルーレットを何度もキメたりと見せ場をつくる。ラウールも華麗な左足で強烈なシュート、ただ今日はモリーナが当たりまくり、再三の決定弾を止めた。
波状攻撃を仕掛けるマドリーを、堅実にしのいで押し返すデポル。一進一退のなかなか好内容なゲームだったが、両軍共フッと気が抜けた瞬間に得点をかすめとられる。このまま引き分けでいけるか、と楽観的になった途端、ロベカルのクロスにラウールが飛び込み、押し込んでゴールゲット! やっぱ、やられました。簡単に終わらせてはくれんね、どうも。
この直後、スカローニがベックスのしつこいディフェンスに転倒してブチキレ、あわや乱闘騒ぎに。試合が終了した途端、スカローニ再び詰め寄るも、ベックスは両手を後ろに組んで騒がず応対。因縁の相手ドゥシェルは、試合中はベッカムとほとんど絡むシーンがなかったが、この時はしっかりふたりの側に来て突き飛ばしてました(笑)リアソールでの再戦は遺恨試合になるかもしれん。楽しみだね。