今日の収穫

ピンク・フロイド「A COLLECTION OF GREAT DANCE SONGS」(500円)
トーキング・ヘッズ「ベスト」(100円)
バッハ「マタイ受難曲BWV244(抜粋)」(100円)

部屋を片付けるため、大量にたまった雑誌を処分しようと決意。今日は「GON」を中野の古本屋に売りに行った。仕事先からタダでもらったモノだが、30冊くらい売ったのに、全部で400円(笑)ま、そんなモンでしょ。そのまま帰るのもつまらんので当然のようにフジヤエービックに寄って上記のブツをゲット。フロイド以外はよくバッタ売りされてるベスト盤だが、100円だったのでなんとなく確保。
「A COLLECTION OF GREAT DANCE SONGS」はもちろん邦題「時空の舞踏」なわけだが、高校生の頃テープに録音したのを持っていて、ずっと愛聴していたアルバム。CDで買うのはたしか初めてだし、通して聴き直すのは10年ぶりくらい。記憶ではもっと録音がクリアだったような印象だったのだが、しょせんウチのMDコンポじゃわからんかな? 
高校時代、オーディオマニアの親友がいて、この男が「ステレオ」誌の愛好者だった。ヤツは日頃から、同誌で採点8.5以下のアルバムはゴミだと断言、絶対に聴こうとしなかった。一度だけ行ったヤツの自宅で、お手製のスピーカーで聴かせてもらったアラン・パーソンズ・プロジェクト「ステレオトミー」の音の凄まじさはいまだに耳について離れない。影響されて当時聴きまくったアラン・パーソンズ・プロジェクトのアルバムの採点は(不正確ながら)なんとなく覚えている。10.0「アンモニア・アベニュー」「ステレオトミー」、9.0(9.5?)「ガウディ」、8.5「アイ・イン・ザ・スカイ」アラン・パーソンズが参加した名作はそれぞれビートルズアビーロード」9.0、「狂気」8.5。他のフロイドのアルバムでは9.8「ファイナル・カット」、9.0「ザ・ウォール」「アニマルズ」「炎〜あなたがここにいてほしい」、8.5「おせっかい」、「時空の舞踏」8.5〜9.0。というコトもあって、今日の輸入盤の意外な音の悪さに首をかしげたわけだが、国内盤のほうが音が良いってコトはあるのだろうか? プレスの仕方でも音は変わるらしいから、それでもおかしくはないけど。
……いろいろ思い出してきた(笑)以下、思い出すままに列挙。今ではたいていのアルバムがリマスターされて音質は向上したから、何の参考にもならんのだけど。
スティーリー・ダン「彩〜エイジャ」8.5、マイルス・デイヴィス「ユア・アンダー・アレスト」10.0(9.0?)、MJQ「ジャンゴ」10.0、スーパートランプ「フロンティアへの旅立ち」9.8(?、9.0以上だったのはたしか)などなど。最悪と言われていたのがエイジア「詠時感〜時へのロマン〜」6.5(<だったハズ)。コレ、10年以上聴いてないし、リマスターされたかどうかも知らないんだけどさ。
ウチにあるビートルズ「レット・イット・ビー」のテープをくれたのもヤツだった。卒業以来会っていないが、風の頼りに大阪で精神科医をやっていると聞いた。小学校5年生から同じ進学塾で親しくなり、同じ中高一貫の私立に合格して、ほぼ毎日一緒に通学していた。同じ級友のなかでは一番尊敬していた人物だった。なつかしい。
「ステレオ」誌では今でもこの採点をやっているんだろうか? ザ・フーのリマスター盤とかに対する評価なり分析を読みたくなってきた。