極私的ロック名曲セレクション集も飽きてきたので、今朝からは頭を使わず、畏敬する超鬼才監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの監督作品の題名を連発していくつもり。大体直訳のようなんだけど、いちいち格好よすぎる邦題ぞろいで、読み上げるだけでシビレちまうぜ!
いや、実はけっこう見逃してる作品は多いんだけどさ、なんだかもぅ、見る前から題名見ただけで傑作って感じでしょ? 文字のナラビからしてさぁ。
そういや、某老舗映画雑誌に出向していた7、8年前、オレは「ニュー・ジャーマン・シネマの旗手 R・W・ファスビンダー」(ヴォルフガング・リマー著、丸山匠訳、発行=欧日協会)の表紙見返しに書かれた邦題名をコピーしてデスクの横に貼付けていたモンだ。隣はトーマス・ドルビーの「エイリアン・エイト・マイ・ビュイック」のジャケットのコピーだった。ワケわかんねぇコトしてたよな、ホント(爆)
ファスビンダーの悪意に満ちた作品世界って、とにかく見る者の神経を逆撫でするようなどうにも「いやげ」な代物なわけだけど、アレって正直、純粋フィルム至上主義者ってか、愚直すぎるシネフィルには、安易に「好き」だの「わかった」だの言ってほしくない、って思うんだよね。そりゃもちろん、メロドラマの巨匠ダグラス・サークの影響だってバリバリ、単純に「映画的な映画」ではあるし、映画ファンを魅了してやまないわけだが、ココで言いたいのは「描き方」等見かけの手法の話じゃなく、描いている「世界観」そのもののコト。あんなエゲツない代物はない、と思うので。映画館だのオフシアターだの通うだけで人生語ろうとするようなモンで、あさはかきわまりねぇんだよ、そういう思考パターンって。
嗚呼、全作品DVD化してくれないかなぁ、なんだか今、まとめて見直してぇんだよぉ、あの残酷きわまりない悪夢絵巻に心底まで浸りたい。ずぶずぶになって、抜けられなくなるくらい、ハマり込みたい。
朝もはよから、やけのやんぱち、あらくれ気分。


キル・ビル』今日見に行こうかどうか、迷ってる。予告編流されだした頃から、ずぅっと頭の中、布袋寅泰の「新・仁義なき戦いのテーマ」が鳴りっぱなしなんだけどね(爆)ちきちきちっち、ちきちきちきちっち、じゃーんじゃんじゃん!!! 
阪本順治さんの映画『新仁義なき戦い』はツッコミナンボでも入れられる問題点多い失敗作ではあるけど、野郎の熱い魂だけは伝わってくる憎めない一作。見たときからあの安い(失礼)テーマ曲は非常に印象的だったんだよな。アレを劇中曲および予告編に使ってしまうってセンス、タラ公さすがはあなどれねぇ、と言ってやっていい。


殺伐とした気分が続くから、罵言妄言続けるが、いま一番むかつくのは小泉と福田の内閣首脳アホアホコンビ。お前ら、口ひらくたびに「いいんじゃないですか」「勝手にやってれば?」的な、投げやりな物言いをしすぎなんだよ。ざけんじゃねぇよ、このエセゴミ政治屋どもが。お前らの給料払ってるのはオレたち国民なんだ、マジに国事をこなしやがれってんだ、畜生どもめ。法律違反でさえなければ、屠殺モンだってんだ、くそったれ!