エリック・ロメール死去。

享年89か。大往生ではないかと。彼の下宿だかに居候しながら、置いてあった医学書を叩き売ってシネマテークで映画を見てたと悪名高い極道者ゴダールは、どんな追悼の言葉を述べるんだろう？？*1
個人的には正直言って苦手だった。ジジイになっても少女がチャラチャラするようなゲージュツっぽい雰囲気だけど実は変態みたいな映画ばっか撮りやがって！　大林宣彦のほうがオモロイで！　とか悪口のネタにしまくりでした（爆）『冬物語』とかビールじゃねぇんだよバカヤロウ！　なんて＜配給元が勝手にそんな邦題つけただけじゃんww
いま見直したら20代の頃には見えなかったような味わいとか、いろいろ見えてくるかな？？
とりあえず、合掌。心をこめられるかは、これからオレがどう再見するかによるんでしょうな。。。

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エリック・ロメール・コレクション DVD-BOX V (満月の夜／緑の光線／友だちの恋人)

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ユリイカ2002年11月号 特集=エリック・ロメール

美の味わい

六つの本心の話

たぶん日本で公開されたのは殆どソフト化はされてて観られるんですよね？？　面倒くさいから並べないけど。
ロメールがコレだけ出せるのならシャブロルもリヴェットも出せ！　とか言いたくなるんですが、どうでしょう？　ヌーヴェルヴァーグじゃないけど、フィリップ・ド・ブロカとかさ！！

追記。
...辛辣すぎるものの、ファンにとっては逆に愛情が湧き上がるかもしれぬ一文を引用しておきます（汗）

「ゲテモノ映画とかテレビの吹替映画とかをバカにしたらいかんよ。『リュミエール』とか読んでセゾン系の劇場でエリック・ロメールの映画観るという屁みたいな映画文化は何も遺さないであっさり滅びたけど、バカ映画は今も昔も脈々と生きて多くの子供たちを育て続けているんだから」byウェイン町山＠「映画秘宝　日常洋画劇場」

日常洋画劇場―映画のことはぜんぶTVで学んだ! (映画秘宝コレクション)

オレ自身は吹替洋画もセゾン系ミニシアターのリュミエール系映画史的傑作wも名画座体験も、一部は幸いにも人並み以上、最低でもある程度までは享受できたのでありがたいことでしたが、、、まぁでも、いっそ一挙に全て滅びたほうが幸せかもしれんですな（汗汗）＜お前がクタバレ！

*1:オレもロメールみたいな医者とか本を叩き売ってもわかんないような金持ちの友達が欲しい、なぁんて夢想したもんなー...＜やっぱり絶対犯罪のハズだが（汗）