...のうや、日本代表は善戦したがのう、審判はまだまだ世界との差があるんじゃないかのう、おう! 少なくとも裁かれた連中は黙っとりゃせんでつかい。
「若! 馬鹿が揃うてわしを犯人じゃいうて責めよりますけん......!」
「ほうか、それで殴られとったんか、可哀そうに、どいつがこみ合うたか云うてみ、わしがこの場でブチ殺してやるけん!」
「勝利、面倒起すのもええ加減にせえ。そうせんと大友のもんはこれから一人も場内に入れさせることはありゃせんど!」
「なアにコキよるんない、クソったれ! おどれ等そこにつけとるんはなんなら、警備員じゃろが。番人なら番人らしゅう便所でも何処でも這い回って注意しとらんかい。おどれ等の手落ちで事件起しとりやがって、わし等に罪なすりつける云うんじゃったらよ、そんならそれで買うちゃるよう!」
大友勝利(千葉真一)『仁義なき戦い 広島死闘篇』
西村さんには気の毒だが、ゲーム開始当初から、両軍ともに信頼されてなかった。まだまだコレだけのビッグマッチを務めるには荷が重すぎたと思う。今大会でおそらくアルゼンチンが進むであろう決勝カードに次いで名勝負が期待された試合だっただけに、この結果は残念。*1
まぁ、それ以前に攻撃のタレントを養成していなかったドゥンガ采配とか、そのへんがブラジウ本国ではまた蒸し返しされるかもですが。
*1:その後、少なくとも自分が目にした報道では西村ジャッジ絶賛の嵐だった。でも、あくまでも個人的には見ている最中、そして直後は納得いかなかったと念のため付記しておく。