ほとんど新興宗教な商法(笑)

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=12836
アンディ・パートリッジのデモなら、半端なファンでしかないオレですら聴きたいもんなぁ。
リスナーとしてあまり前向きでないことは百も承知だが、海のモノとも山のモノともつかぬ新人の新譜より、天才の旧作や未発表音源をチェックしたいという気持ち、非常にわかる。「安全パイ」な聴き方でしかないんだけど、単なる新しモノ好きや、何でもいいから他人が知らないア−ティストに偏執するよりは健全にも思えなくもない。
ただ、新作もある程度はチェックするようにしないと、音楽の真価はわからなくはなると思う。映画でも、小説でも同じ。「時は世につれ、世は唄につれ」は、まさしく真理ではあるので。
もっとも、ジャンル偏愛主義者は個人的にはダメだけどね*1。「狭く、深く」探究すれば、モノの見方が深まるかというとそれはまずムリ。逆に、「広く、浅く」でもダメだが、徹底できればいわゆる専門バカよりは多少なりとは差がつくだろう。ま、喰わず嫌いはダメということですかな、ざっくり云えば……<自戒


*1:言うまでもなく、自分にその傾向があるからである、うむ。