日航機墜落事件から20年。

ちょうど母方の祖父の初盆で、親戚一同集まっていたのでよく覚えている。某食品メーカーで営業マンやってる義理の叔父が「おじさんもよく使っていた便や」とつぶやき、さすがに青ざめた顔をしていた。
話題をまいたノンフィクション「墜落遺体」は昨年たまたま読んだ。遺体と遺骨採集にこだわるのは世界広しといえども日本人が随一らしい、との指摘が興味深かった。魂は骨肉一片一片に宿るもの、と信じているからであろうか。

墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)

墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)