愛・地球博。

オカンから余ったタダ券をもらったので、愛知万博に行ってきた。
リニモに乗って、マンモスが見たいだけだったので、前情報は全然仕入れず。NHKの夕方のニュースで毎日情報を流していたのだが、興味がないので頭を素通り状態だったのだ。
13時前に家を出て、14時すぎに藤が丘でリニモに乗る。期待満々だったのだが、乗り心地はモノレールと変わらない。ホントに浮いてるのか、アレ? 
おざなりな荷物チェックの後、入場。人波をすり抜け、一路マンモスを目指すが、もらった整理券の時間は18時20分。まだ3時間以上あったので、世界のパビリオンでも回ることにする。
ゴンドラに乗って南エリアへ。小さな女の子と生まれたばかりの男の子を連れた地元の若夫婦とアフリカ館へ用事らしい上品な黒人紳士と乗り合わせ。なかなか眺めはよろしいので、600円は高いと云わず、ぜひ乗ってみてたも。
以下、見て回ったパビリオンを列挙。

アイルランド:やる気のない博物館といった風情。なぜにアイルランドの特産品とかを売らない? アイリッシュミュージックをガンガン流さない? ケルト古代芸術(複製品だろうけど)は見応えあるけど。
チェコ:森の国らしく子供たちが遊べるような木のホールが入ってすぐにでーんと、それ以外はチェコアニメをやってて、チェコビールを売ったりしてるだけ。なぜにネドヴェドとかチェコの英雄を紹介せぬ?<偏った知識による偏見の好例
×イギリス:庭先に現代芸術家の作品を並べ、中は英国が提唱する先端技術を紹介展示してあった模様ながら、まるきり意図不明。評判悪すぎ。女王様かダイアナゆかりの品とか、ベッカムの靴でも並べるなりしたほうが客は喜ぶンでないの?
○北欧:出迎え役のあんちゃんがヤケに愛嬌たっぷりでポイント高し。機能的にして美的。落ち着く内装、悠然たる展示。時間があれば長居したかったトコ。個人的にはこないだまでウチにいたフィンランド人夫妻がらみで行ったので、もちっとスオミなブツが拝みたかったかも。ノキアだけじゃなくて、もっといろいろあるやん? アキ・カウリスマキとか、リトマネンとか<また偏ってる
●オランダ:入れず。なぜにあんなに並んでるン? ヤク売ってたり、飾り窓の女がいたりするン?<偏見炸裂
○長寿と健康のコーカサス:オススメ。シチューのセット喰った。量は少ないのが難点ながら、ヨーグルトはうまい。展示品もきらびやかでおごそかで、どうにもエキゾチックでイイぞ! あと、パラジャーノフアルメニア人って初めて知ったかも。グルジア人と思い込んでた。。。
それなりに時間かけて見て回ったのはこのへんまで。あとはアフリカ、アジア、中米とかをテキトーに駆け回ったのみ。オーストラリアとニュージーランドはやる気あるのかないのかわからん、へんちくりんな趣きであった。
○アフリカ館:イイ! 国が一杯寄り集まって、土俗臭豊かな展示をザックリやってる雰囲気。
×ドイツ、イタリア、カナダ、U.S.A.:行きたかったのだが、行列見て却下。大抵、15〜40分も待てば見られたみたいだけど。

マンモスは20分ほど並んでからすんなり見れた。4列あるうちの一番内側に並ぶと、ガラスに頭くっつけてマンモスが見られます。TVで見るより、全然迫力あるね。すげぇぞ、あのキバと皮(毛つき)
マンモス見た時点で空腹と暑さでへばっていたのだが、会場がライトアップされるトコを見たかったので、中米エリアに行ってみた。メキシコ館、気合い入ってる。見応えあり。中米館は各国の海岸の砂が直に触れて乙な気分。
暗くなるにつれ、家族連れよりもカップルの姿がやたら目立つように。そりゃそうだわな。オレみたくひとりで見て回ってるヤツのほうが珍しい。オレぁまた上京するので、いわゆる「名古屋嬢」も見納めか、などと思い、キョロキョロしてみたり。思わずついていきたくなるようなネェちゃんはいませんでした。
20時に退去。感想は一言。万博はひとりで見るモンじゃない。。。(哀)