『合衆国最後の日』

吹替を収録した特別編集盤付きの2枚組。東宝以下、日本のメジャー映画会社のやるこた、「貧すれば貪す」でどうにも信頼できないトコがあるので、正直、仕上がりは期待していなかったが、予想以上だった……。
一番の見せ場、大統領が閣僚たちから人質になることをうながされて煩悶するシーンのセリフが一番いいトコでなぜかブツギレ状態! カットされた状態のままなんて、ウソこけ! オレ、放映されるたびにチェックしてたけど、こんなカットのされ方してるのはなかったぞ? 
どうしてまァ、ナンでもいいから吹替収録しときゃイイ、みたくユーザーをナメた商品売るかね>日活?
音声が粗悪なのはいたしかたないとはいえ、画質がまるで海賊版みたいに荒いまくりなのにも萎えた。
ま、作品的には傑作だし、ビデオよりはさすがにマシだし、ロバート・アルドリッチに免じてあきらめてやる。ありがたく思えッ!