超久々に黄金週間らしい1週間。

てなわけで、今晩、帰京いたしました。
実家じゃ久々にオトンとクルマにふたり乗りっぱなし。オトンを教官にクルマの練習を4日間ほどやってました。ハンドルをしっかり操作してクルマをブレさせずにまっすぐ走らせろ、ほらセンターライン寄りすぎだ、今度は左に寄せすぎだ、曲り角と交差点ではギアはいったんセカンドに入れてすぐ戻せ、ハンドルの切り方とアクセルの踏み加減がバラバラ、などなどと、やれやれやいやい、細かく叱責注意の嵐を喰らいましたが、そのアドバイス、いちいちごもっともなんで反省しきり。まぁ、高速道路でなければ流れに乗れさえすれば走行自体は問題なくなってきましたが、ベテラン運転者の同乗者なし、単独での路上デビューは、ほぼまちがいなく来年になりそうです、ハイ。
連休最終日は伊勢志摩まで釣りに行き、(場所によっては)マリンブルーな海岸でシロギス狙いの投げ釣りを早朝から昼下がりまでたらたらと。スモッグ皆無のせいで強烈な紫外線バリバリの日ざしがモロ降り注ぐなか、潮風受けて砂浜闊歩したり、ごろ寝したりと気持ちはよかったけど、肝心の釣果は最悪。オレが10センチ程度のキスを1匹釣り上げただけで、あとはメゴチとハゼのチビが数匹、思い出したようにかかっただけ。エサのイシゴカイはちっこいフグに喰われ放題。まぁ、気持ちよかったんで全然よかったんですけどさ。
7日には大阪へ行き、友人宅で御厄介に。昨年来やみつきになったお好み焼きを食べ、酒も入った勢いで一瞬遊び人気分、ちょいと連れられ松島新地をひょこひょこぶらぶら、冷やかしたり、もとい、冷やかされたり。もとより懐には電車賃しかなく、気取りも見栄もありはせず、のれんをくぐるわけはなく、雰囲気だけ味わって帰りました。
明けて8日はクルマにのっけてもらい、5時間かけて兵庫の奥地、出石へ。名物の蕎麦を食べさせてもらって、ついでにデザートのソフトクリーム舐めなめ、横丁にある桂小五郎の潜伏地跡だけ見たり。
仕上げは志賀直哉でおなじみ、城崎温泉でひとっぷろ。爺婆ばかりと思いきや、意外と若者の姿も多くて一安心。派手な色合いの浴衣着たネェちゃんが数人連れでトコトコしゃなしゃな歩きすぎ、たまにほの白いうなじと頬をうす赤く上気させた“湯上がり美人”もいたりして、ムフフフ♪ てなモンで。ま、残念なことにそういうコはやっぱりと言うべきか、ほとんど彼氏同伴(または若い人妻)でしたけどな(虚)風呂自体は脱衣所も洗い場も広くて綺麗、湯も透きとおってて熱くなくぬるくなくちょうどいい湯加減、サイコーでしたぞい。
温泉ってな、やっぱイイわ。日本人の魂のふるさとって感じだわ。湯上がり、昔なつかし、射的にピンボールを楽しんだ後、蹣跚と温泉街の川沿いを歩みてみれば、深夜の露天風呂、美女とふたりきり、湯面に映る満月眺め、浮かべた盆上の御猪口で酒を一献酌みかわし…なんて妄想もふくらんで。
帰路は急カーブ炸裂な山道の国道を友人が勇猛果敢にアタックすること3時間余。オレにゃこんな運転、絶対できんわいと助手席で頭抱えて帰りつき、寝床にバタンキュー。これだけぐっすり寝たのは久々ってくらいよく寝ました。おおきに。
そんなこんなで黄金連休の最終日の本日、お土産にマイク・オールドフィールドだのビル・ブルフォードだののCDも借りて、新大阪まで送ってもらい、夜22時前に帰宅。久々によき休暇でありました。ありがとサンガリア