音楽も麻薬だ。

気持ちを落ち着かせる音源を欲して早くも禁断症状が出てきたので、夕方から中野へ。腹ごしらえにラーメンが食いたくなったので、早稲田通りまで出て以前から気になってた頑徹ラーメンに行ってみるが、まだ準備中だったので引き返し、定番の青葉へ。2回目だが、今回も空いてる時間帯ですぐに座れた。もっとも、ココのは実は評判ほどうまいとは思わない。それほど突出した味わいはないような。あと、たまごはかなりうまいんで、特製ラーメンを頼まないとダメなんだよな。
例によってフジヤエービックへ。勝手に宣伝部隊と化してる観あり。今度何かください。くれるわけないか。
マイク・オールドフィールド「遥かなる地球の歌」(1,300円)
ジェネシス「ナーサリー・クライム」「Selling England by the Pound」(※Definitive Edition Remaster、900円)
★アルタン「ダンス・オブ・アルタン/アルタン・ベスト・セレクション」(900円)
アラン・パーソンズ・プロジェクト「愛と幻想へのボヤージュ」(700円)
★デイヴィッド・シルヴィアン「アプローチング・サイレンス」(700円)
★マーク・ホリス「Mark Hollis」(300円)

毎度ながら、代わり映えしないラインアップだが、こういうのを心身が欲しているんだから仕方ない……って、シルヴィアンのインストものとか、いざ聴いてみたら退屈で死にそう(笑)、失敗だったけど。
ジェネシスの名作2枚もアルバム通して聴いたのは10数年ぶり。「怪奇音楽骨董箱」「月影の騎士」って大仰でインチキくさい邦題、大好きだったんでまた紙ジャケ再発するのなら復活してほしいもんです。
昨年来探していたアラン・パーソンズ・プロジェクトはようやく何作か揃っているのに出くわしたが、「ピラミッド」「アイ・イン・ザ・スカイ」「ステレオトミー」「ガウディ」と欲しいヤツが揃ってなくてガッカリ。
それにしても最近は追憶モードで聴き直しってパターンがやたら多い。やっぱ、古臭いモンばっか聴いてちゃいかんのかなぁ。新しいのだ、新しいの!
あ、マーク・ホリス「Mark Hollis」ってのは、マイナーですけどコレは超名盤。JAPANあたりと比較されたという80年代の異能派ポップグループ、トークトークの元ボーカリストのソロ作。ピアノ、ギター、ベース、ブラス等、最低限のアコースティック演奏に、ところどころ消え入りそうな繊細な歌声がかぶさるだけのシンプル極まりないジャジーな楽曲群は、英国ポップの極致とも言うべき至高の美。深夜にひとり聴いてると流れよわが涙状態になるほど、ハマる一品。いくら売れないからって300円で投げ売りしちゃ気の毒、義務として保護確保しておいた。いずれ誰かにあげます。