カーリングカップ5回戦:アストンヴィラVSチェルシー(Jスポーツ2)

ケーブルテレビ加入者なので、Jスポーツしか見られない。今季は話題の中心チェルシー戦はスカパーでしかやってないから、こういう機会は逃せないのよ。5回戦、要は準々決勝だから、そろそろチェルシーも手は抜かずに来るだろう、と思っていたら案の定。お休みはクディチーニ、ムトゥ。スタメンからランパードが久々に外れたが、それでもトップはハッセルバインクジョー・コールダミアン・ダフですよ。今さらだけど、なんなんだ、このぜいたくさは。
ただ、チェルシーは目下不調。パスも回らず、前線でボールがキープできず、まるで攻撃の形がつくれないまま、曲者アンヘルに超ミドルシュートをあっさり決められる。アンヘルは後半ジェレミの乱暴な競り合いで背中を痛めてベンチに下がるまで、1ゴール1アシストの大活躍。チェルシーは後半クレスポランパード、グロンキアを投入、交代した3人中心に猛攻を仕掛け、再三シュートチャンスをつくったが、結局、この日ひとり光っていたジョー・コールの1ゴールのみで撃沈。全体に気もそぞろ、集中を欠いた散漫なプレイでつまらなかった。たしかにリーグとチャンピオンズリーグのほうが重要ですからな、こんなカップ戦を落としたトコで痛くはないって事情はわかる。ただ、たまにしかチェルシー戦が見られないこちとら的には、こういう時でも豪華なメンツにふさわしい華麗なるプレイをもっと見たかったのであった。ロベカル以上と呼ばれる脚力を誇るハッセルバインクの豪快なシュートを、久々に拝みたかったっす。ランパードは入った途端、一挙に攻撃の形を確実につくりだし、さすが次世代のイングランド代表を担う男と感心させてくれました。
なお、コメンタリーは粕谷“毒々”秀樹、実況は八塚“鉄人”浩。倉敷&西岡みたく、一緒になってはしゃぎまくるのも笑えるからいいんだが、八塚御大の無難な対応も堂に入っててなかなかいいモンだ。