いよいよ今日はニール・ヤングの日！！ 錆びつく前に燃え尽きてやるぜぃッ！！
朝の９時から持病の喘息のために通院、その後、散髪に出かけたりして夕刻まで時間を潰すという強行軍（？）だった。神保町はジャニスで同行者と待ち合わせ。ジャニスに行くまで時間があったので、超久々（３年ぶりくらい？）にいもやに行き、ヒレカツを食す。キャベツが皿一杯に山盛り、そこにヒレカツがのっかって出てくる。キャベツの量、増えたんじゃないか？ 油が古いのか衣はぎとぎと、でも、肉の味は悪くないので充分イケる。たくあんがまた独特の味で、コレも大量に取り喰いした。食事後、トニィレコードで中古ＣＤを物色。老舗で有名な店だが、10数年以上の神保町通いの中で、実は初見参。以下２点をゲット。
★ザ・チーフタンズ「ロング・ブラック・ヴェイル」（500円）
★グレアム・パーカー「Burning Question」（100円）
それにしてもジャニスである。学生時代はホント、毎週通っていたが、６年ほど前からは借りに行くのが面倒になったコトもあり、ＣＤを売りに行ったり、待ち合わせをする場所と化してしまった。テクノ／音響系が異常に増加、たぶん１／４くらいを占拠していてちと驚いた。でも、例えばニール・ヤングは全作揃っていなかったりする。「定番」は揃えても仕方ない、マニアック路線で勝負するってコトかもしれんが、よぅわからん。
ちなみに、フォーク／トラッドコーナーとたぶん映画サントラコーナーには、オレが４年ほど前に売ったＣＤが並んでいるような気がする（笑）。店長サン、ブツを見るや「イイものを売っていただいて……」とにんまり、その後すぐレンタル棚にそれまでなかったそのブツが並んだから。全然レアものではないんだけど、仕入れると高くつくヤツだったみたい。
武道館には15時すぎ到着。時間余りまくりだったのでカフェでビールを飲んでから、いざ出陣。セットリストは以下のとおり。
＜第一部：「Greendale」＞
１.Falling From Above
２.Double E
３.Devil's Sidewalk
４.Leave The Driving
５.Carmichael
６.Bandit
７.Grandpa's Interview
８.Bringin' Down Dinner
９.Sun Green
10.Be The Rain
＜第二部＞
11.HEY HEY,MY MY(into the black)
12.All Along the Watchtower
13.Sedan Delivery
14.Love And Only Love
＜Encore＞
15.Powderfinger
16. Rockin'In The Free World
17. Like A Hurricane
ちなみに、12日大阪では「Crime In The City」「Cinnamon Girl」「Cortez The Killer」「F*!#in' Up」、福岡では「Like A Hurricane」を20分くらい（爆）やったそうな。武道館では、昨日はやらず、今日初お目見えの「Sedan Delivery」が聴けたけど、代わりにかどうか、「Like A Hurricane」がニールのライヴ史上最短（！）の短さ（オレの測定では８分20秒くらい）になってしまったようで。まぁ、オレ的にはやってくれただけでありがたいので、文句なぞつけようもありません、ハイ。
いずれにせよ、大阪公演の「Crime In The City」「Cinnamon Girl」「Cortez The Killer」「F*!#in' Up」ってナンバーは垂涎もの。ブートが出たらゲットせねば！
ニールマニアの方の個人サイトなどをいまいち漁りきれぬまま、＜２ちゃんねる＞洋楽板のニール・ヤングスレッドを見たりしていたのだが、こちらでは賛否両論……とまでいかずとも、どうやら01年フジロックにもしっかり行き、今回も全公演をチェックしたようなマニアからはやや辛口なコメントも見受けられるが、基本的にはどうでもいい、サイコーに楽しませて頂きやした。
個人的にはニールの唯一無比のうねうねギターを心ゆくまで堪能できただけで嬉しくて仕方ない。あと、驚いたのが歌唱力。ＣＤで聴く以上に力強く豊かな表現力を感じた。さすがは生けるロック・アイコン、こちらが思っている以上に素晴らしき歌い手なのだ。まぁ、そうでなければロックの巨人として40年近く一線で活躍できないよね。
ただ、観客の年齢層がなんと40代以上はザラ、という異様な年齢層の高さだったためか、観客は終始座りっぱなし。メインの「Greendale」の９＆10曲目は立ってコブシをふりあげなきゃいかんでしょ？ かくいうオレも立たなかったが、それは後ろの観客が立たなかったから、遠慮をしてしまい、実質「立てなかった」だけだ！ 本能のおもむくままに立つべきだった、と今は後悔しきり。一生懸命演奏してくれてるニールたちへの「礼儀」とまでは言わないが、最後にはじけなくてどないするねん、てなもんで。
第二部（つうかアンコール）の名曲披露集ではかなり大勢が立ち上がり、一斉に大盛り上がりだったが、３曲目となる「Sedan Deliverly」あたりから動きが少なくなった（笑）オレは終始両手ふりあげて手拍子しまくりって感じでしたけど。オレの前と左隣の女性連れなど、ずっと立たなかった人も目立って、なんだか残念でした。トシには勝てない、という事実自体には、そろそろオレも、いろんな面で残念ながら感じつつあるんですけどね。
終了後、間違って竹橋の方向へ出たりしてブラブラしてから、同行者とエチオピアでカレー喰って、23時前に帰宅。当初観戦予定だったユーロ２００４プレーオフも途中で寝てしまいました。それなりに疲れたってコトでしょうな。
