マラガVSレアル・マドリー

マラガVSレアル・マドリー戦を横目にカキコ中。マラガは昨季まではサッカー界最凶ストライカー、ダリオ・シルバのあの手この手のシミュレーション&反則攻撃(爆)が見ものだったんだが、残念ながら今季はセビージャに移籍。代わりに誰か来たんかい、と思ってたらフォワードはサルバだって。バレンシアにいた、これまたエゲツナイ奴。B級路線ひたはしりのローカルチーム、いい味は出してるよね。スター軍団のマドリーに観客のヤジがわんわん浴びせかけられ、コーナーキックを蹴りに行ったベッカムに空き缶だのトイレットペーパーなどが投げられる。まさしくフエラの雰囲気、やっぱイイですねぇ(笑)。終了と同時にわらわらと客がピッチに入り込んでるし。がさつだけどどっか憎めない雰囲気、なんだか微笑ましい。そういう土地柄なんですかね? 例えば、広島みたいな?



いきなりの冷え込み&低気圧のせいか、久々に息苦しさが頻発(軽度の喘息持ちなので)。息苦しいと軽い書きモノ程度くらいの作業しかできなくなるのがチト辛い。まぁ、発作が起こると、ふつうに呼吸をするコトしか考えられなくなるからそれよりはマシなんだが。でも、人間、ホント病気になったらいけませんな。「健全な精神は健全な心身に宿る」ってのは絶対真理ですな、ハイ。


BGMはU2の「オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド」(<題名長いよ!)。U2はじめアイルランドのミュージシャンのアルバムはこういうどんより曇った日にピッタリ。まぁ、ブリティッシュ・ロックも基本的に晴天よりも曇り空が似合う音楽とは思いますけどね。そういう天候の国で生まれた音楽ですもんね。



雑記帳がわりなんで、脈絡なくどんどん続けてみる。自民党総裁は当然のように小泉首相の続投が決定、で、新幹事長に安部晋三が選出されてニュースになっている。自民党のポストなぞ誰が何をやろうと変わりばえしないと思うので特に感慨もないのだが、朝のニュースを見ていて、彼が岸信介の孫で、父親の晋太郎ともども、高杉晋作にあやかって「晋」の字をもらったというエピソードを聞いて、政治家には珍しくない話ではあったが、ふぅん、と身を乗り出す。

高杉晋作って、オレ、かなり興味ある存在なんですよね。三十路に入る前(!)に世を去りながら、長州藩明治維新の志士たちを率いるリーダーとして活躍した幕末屈指のアジテーター/革命家。なんつっても、残した言葉と歌が座右の銘にしたくなるくらい、イイもの多し。辞世の句なんて特に有名ですな。
「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり」
下の句は実は自分ではもはや書けなくて、死の床を看取った尼僧が付け足したそうな。
それを見るや、「……おもしろいのぅ」とつぶやいて亡くなったという。
愚生にとって、座右の言葉のひとつでございます。

でも、いちばん愚生が好きなのは、反幕府活動を始めた頃、14代将軍・家茂の行列に向かって叫んだといわれる啖呵(つうかヤジ)。
「いよう、征夷大将軍!」
打ち首ものの暴言である。だが当時、かつての威光を完全に失っていた将軍取り巻きの幕臣たちは、屈辱と怒りに震えながらも、何も言い返せなかったそうな。
どうです、なかなかパンクでしょ? 残っている写真を見ると、ただのいかつい兄貴だけど、さぞかしハラの据わった男だったのでありましょう。
以上、全部、司馬遼太郎大先生の作品からの受け売りでした(笑)


 一昨日までの残暑がウソのように肌寒い。風邪をひいたわけではないが、これまた持病の鼻づまりで調子あがらず。横になっていたら、夢を見た。高校時代の親友が久々に登場して、なぜか一緒に大阪まで映画を撮りに行こうという話になって、夜半、近鉄電車に乗っているという内容。卒業以来会っていないので姿はあの当時のまま、でも、夢というのは恐ろしいもの、奴ならではの細かい表情の作り方までしっかり「再現」されているのが不思議だった。脳内に蓄積されたデータの再構成をするのが夢の役割なんだな、と改めて納得。