「盗み」は人のためならず(失笑)

えーと。
親切な方の情報提供で知ったんですが、本ブログの記事を無断盗用、コピペして自分の記事に入れ込んで使ってる人がいるそうで。
記事が営利目的じゃなかったら、苦笑程度でスルーしたのに。数日間も激怒せずに済んだのに。どうして使用許可をとろうとしなかったのかねぇ...。

対応を検討中です。→いちおう「幕引き」。ログで確認できるかぎりは「要監視」継続。


「悪党パーカー」シリーズの映画化に関する小生の記事(9年前)→http://bit.ly/ZF7Elt 
パクリ野郎の『PARKER/パーカー』の記事→http://bit.ly/ZF5OAU 

さぁ! どこが似ているか探してみよう!


【ことの次第】
4月28日、情報提供あり(残念ながら該当コメントは削除された)

RT cinema_365→hibiky 2)2004.5.18のエントリで悪党パーカーの映画化作品について書かれていますが、 http://bit.ly/ZF5OAU にとてもよく似た記述を見つけました。


貴重な情報、ありがとうございました。
というわけで、チェックしてみた。
ちょっと長いが、問題箇所は色を変えてみた。


9年前の小生の記事

また見ちまったぜ、『殺しの分け前 ポイント・ブランク』。リチャード・スタークドナルド・E・ウェストレイク)が生み出した犯罪小説史上最高の悪漢、それが<悪党パーカー>。ファーストネームは誰も知らない、タフで非情な一匹狼。水も漏らさぬ犯罪計画を立案し、仲間を集め、計画を邪魔する阻害要因は容赦なく除去、計画者と用心棒の両方を一手に引き受ける“犯罪機械にして野獣”、それがパーカーという男。男なら惚れずにいられぬタフガイ中のタフガイだ。本シリーズは1962年の初登場以来、長期に渡る中断を挟み、現在まで19作が世に出されている。*1

 最初の映画化は第1作「悪党パーカー/人狩り」(62年)を映画化した、『殺しの分け前 ポイント・ブランク』(68年)。監督は鬼才ジョン・ブアマンデビュー作『5人の週末』(65年)が『特攻大作戦』撮影時、英国に滞在中だった俳優リー・マーヴィンの目にとまり、いきなりハリウッドで彼の主演作の監督に抜擢された。フラッシュフォワード&バックを駆使した、見るたびに謎が深まる、眩惑的な映像構成で現在もカルト的人気を誇る犯罪映画の傑作だ。もっとも、撮影された当時は製作者にも「意味不明!」と理解されずソッポを向かれ、オクラ入り寸前、主演のマーヴィンの制止でようやく劇場公開されたというエピソードもある。結果は大好評で、日本でもその年の興収ベストテンに入るヒットを記録したが、今となっては作品の内容ともどもミステリーな現象といっていいかも。

 何を考えているのか得体の知れない悪漢役は、晩年に至るまでリー・マーヴィンの十八番。パーカー役は彼以外考えられないほどのハマり役だったが、原作者スタークは映画化でイメージが限定されるのを恐れてか、パーカーの名前を映画で使うことを拒否したため、『ポイント・ブランク』での役名は“ウォーカー”となった。(30年後、メル・ギブソン主演で『ペイバック』として再映画化が実現したが、この際の役名は“ポーター”)。

これには裏話があり、かのジャン=リュック・ゴダールがシリーズ第6作「死者の遺産」(65年)を滅茶苦茶に翻案して『メイド・イン・U.S.A.』(66年)なるワケワカな映画(笑)に仕立てたことに、スタークが激怒したからだという。この情報を教えて下さった新田隆男先生によれば、さらにスタークは後年、『メイド・イン・U.S.A.』の全米での権利も自ら買い占めて、米国では同作を実質オクラ入りさせてしまったとのこと。なんて因業親父なんだ!(でも拍手!)

 さて、スタークの思惑をよそに、悪党パーカーの映画化はその後も続く。翌68年には、当時黒人肉体派スターとして売り出し中だったジム・ブラウンを主演に、『汚れた七人』(原作はシリーズ第7作、66年)が映画化された。ブレイク前のジーン・ハックマンが『フレンチ・コネクション』に先駆けてしぶとい刑事役に扮していたり、犯罪仲間連中がアーネスト・ボーグナインドナルド・サザーランドはじめ“イイ顔”な個性派アクターで固められているのが見どころなB級アクションの佳作である。

 第3作「犯罪組織」(63年)の映画化が『組織』(73年)。監督は『ローリング・サンダー』(77年)等硬派な男気アクションで知られる偉才ジョン・フリン。主演は名優ロバート・デュヴァル。犯罪者役としては線が細いという批判もあったが、頼もしい相棒役のジョー・ドン・ベイカーともどもしたたかな悪党ぶりを見せている。仇の組織のボス役は、当時このテの犯罪映画で悪役づいていた大スター、ロバート・ライアンで、原作以上とも言える貫禄で魅了する。

 シリーズ第14作「殺人遊園地」の映画化が『スレイグラウンド』。邦題は原題のまま。ニューロティックな怪優ピーター・コヨーテ扮する“悪党パーカー”は期待させてくれるのだが、実は出来の悪い失敗作。肝心の遊園地での格闘シーンは終盤にちょっと出てくるだけ、後はコヨーテが延々と失敗した強奪計画をめぐり、ウジウジと逡巡する様を見せられるだけという代物なのだ。脚本家が原作シリーズのマニアなのか、会話の端々でマニア向けとしか思えない目配せが聞けるのは面白いのだが、熱烈なファンならチェックすると面白いかも? という程度の出来。

 『ポイント・ブランク』から30年後、第1作「悪党パーカー/人狩り」を再映画化したのが『ペイバック』。監督・脚本は『L.A.コンフィデンシャル』でオスカーを受賞した脚本家ブライアン・ヘルゲランドで、彼の監督デビュー作。ギャングどもは携帯ではなく黒電話で話してたり、70年代アクション映画を彷彿とさせる殺伐たるムードが最高だ。SM好きのギャングと中国系娼婦(当時はまだブレイク前だったルーシー・リューが怪/快演)、チャイニーズ・マフィア、組織のどこか間の抜けたメンバー等々、脇役も魅力的な顔がそろう。

 主演はメル・ギブソン。『マッドマックス』『リーサルウェポン』で売った切れ者のメル・ギブなら充分やれるはずの役だった。ところがどっこい、ここでウラ話が。メル・ギブはスターとしてナイスガイのイメージを守りたいばかりに、プロデューサーとしての権限を発動して、監督ヘルゲランドを現場から追い払い、メロドラマなシーンを撮り足してしまった。ラッシュを見て、「オレってコレじゃただの悪党じゃん!」と思ったらしいが、何を考えてたんだか。「悪党パーカー」なんだよ、お前は! 

 良質なケイパー(強奪)ものである「悪党パーカー」シリーズは現在もなお、多くの犯罪映画に影響を与え続けている。クエンティン・タランティーノの『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』はその好例。ロバート・デ・ニーロエドワード・ノートン競演の『スコア』(01年)などは、題名からして「悪党パーカー」シリーズのオマージュ的作品と言ってもいい内容であった。内藤陳先生の言を借りれば「見ずに死ねるか!」な本シリーズで、心ある諸兄はぜひとも男気を注入してもらいたい! 押忍!


で、問題のパクリ記事。赤文字で記した部分が盗用箇所。一部、改訂されているが文章表現が全く同じなので誰が見てもコピー&ペーストしたのは明らか。読みにくいと判断したところは当方で改行した。詰めツメで書くなよ、アホw

PARKER/パーカー
本作の原作「悪党パーカー」シリーズは、アメリカのミステリー作家ドナルド・E・ウエストレイクリチャード・スターク名義で生み出した犯罪小説史上最高のピカレスク・ロマン(悪漢小説)。主人公パーカーのファーストネームは誰も知らない、タフで非情な一匹狼。緻密な犯罪計画を立案、仲間を集め、計画を邪魔する要因は容赦なく除去、犯罪機械にして野獣、それがパーカーという男。ハードボイルド、犯罪小説好きなら誰もが惚れるタフガイ中のタフガイ。かくゆう*2私も原作第一作「悪党パーカー/人狩り」からの大ファンである。

「悪党パーカー」シリーズの最初の映画化は、リー・マービン主演の「殺しの分け前/ポイント・ブランク」(67年)。監督は鬼才ジョン・ブアマン。「人狩り」を映像化、リー・マービンの野獣のような面構えがパーカー役に適役、フラッシュフォワード・バック*3を駆使した、眩惑的な映像構成で現在もカルト的人気を誇る犯罪映画の傑作続いて、フランスで映画化された「闇をつきぬけろ・真夜中の大略奪」(68年)。パーカー役はミッシェル・コンスタンが演じていたが、日本劇場未公開。次は当時、黒人肉体派スターで売り出したジム・ブラウン主演の「汚れた七人」(69年)。脇役にジーン・ハックマンアーネスト・ボーグナインドナルド・サザーランドといった”いい顔”の個性派アクターで固められているのが見どころの佳作。
次は、名優ロバート・デュバル主演の「組織」(73年)。監督は「ローリングサンダー」(77年)などの硬派男気アクションで知られるジョン・フリン。ロバート・デュバルと頼もしい相棒のジョー・ドン・ベイカーとのハゲ&デブ・コンビの活躍が痛快だった。B級アクション映画のお手本のような映画で、個人的にパーカーものの中でベスト作品。次に、ピーター・コヨーテ(「E.T」の科学者役)主演でイギリスで映画化された「スレイグ・ラウンド」(83年)。イギリスという舞台設定が違和感があり、余り評判の良くない作品だった。次は、メル・ギブソン主演で原作一作目の「人狩り」を再映画化した「ペイバック」(99年)。監督/脚本を「LAコンフィデンシャル」のブライアン・ヘルゲランドが担当。70年代アクション映画を彷彿とさせる殺伐としたムードが最高だった。メル・ギブソンが映画を勝手に改変、後にヘルゲランド監督のディレクターズカット版DVDが発売された。以上が過去の「悪党パーカー」作品。本作は、原作シリーズ「悪党パーカー/地獄の分け前」を肉体派アクション・スター、ジェイソン・スティサム主演で映画化。


…おいおい。まんまコピペやんけ。エエかげんにせぇや、ボケ!!


あと、何となしなんだけど言い回しが似てる記事が、ブログをチェックしてみたらほかにもいくつか見受けられたんだが、気のせいだろうか?
具体的には佐藤允三國連太郎、代表作の選び方がどっちもまんま同じってのもどうも引っかかるなぁ。


とにかく、ブログでも何でも、自分の言葉で書かなくてどうするんだよ。ライターを名乗る云々以前に、人としての基本だろうがよ?



さて。
とりあえず、盗用した本人の経歴を晒させてもらう。
あえてまだリンクだけにしておくが、独自調査で盗用の常習犯と判明した。
諸兄諸姉も御注意を願います。

esp *1* 11

性別:男性
血液型:A型
自己紹介:シネマ・コミュニケーター、映画ライター
     ブライダル・コンサルタント社経営(代表)
恋愛・結婚についてのサイトです。是非、遊びに来て下さい。→http://espoir.warp.ac/

好きなもの
音楽:エンニオ・モリコーネ
映画:七人の侍ガルシアの首
本:悪党パーカー、仕掛人梅安
その他:イーストウッド、優作、北野武

このブログでは名前を出してないのが何ともヘタレつうか、無責任つうか(苦笑)
まぁでも、会社代表なんて名乗ってるので、実名(通名?)もバレバレなわけですよ。
こんなモン、検索すれば一発でズラズラ出てくる。

会社情報⇒http://www.suguru.ne.jp/company/user/41234
フェイスブックhttp://www.facebook.com/ichiro.goto.37  *削除されたw
ツイッターhttps://twitter.com/GotoNoir

やれやれ。
曲がりなりにも結婚相談とかやってるなら、社会的信用がいちばん大事と思うんだがねぇ?
それとも、人様のモノを断りなく盗むのが商売人の鉄則なんですかね?

ライターと名乗るがうえの最低限の矜持以前に、人としての信義にもとる行為だわな。
はー。

追記。
盗用と引用と転載の違いとか、基本的な事項くらい覚えておこうな。ググれカス。

××××○○○ってか。ふーん。行ける距離やんけw
母校も行けそうだな。卒業生から除名する嘆願でもしてこようか。
それぐらい怒ってるんだよ、カス!



【謝罪コメント】
×××× 2013/05/02 12:18 ログ:×a△dadc×××a.×○△.ne.jp
私は貴兄の「悪党パーカー」についての記事を、自分のブログの中で映画「PARKER/パーカー」の批評文に盗用しましたことをお詫び申し上げます。背信行為を行ったことを深く反省し、多大なるご迷惑をおかけしたことを陳謝致します。また、貴兄のブログを愛されている読者の皆様に心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。


hibiky 2013/05/02 12:39
上記コメント、拝読した。
正直言って今さら貴殿を信用しろと言われても難しいが、本名(通名?)で謝罪をしたことは認める。
背信行為というより、シンプルに犯罪行為なのだが、貴殿が盗用した元のブログを削除してしまった現在、訴えることもできそうにない。ただし、貴殿の記事自体はそのまま保存してあるので今後も覚悟されたい。

貴殿は小生の読者に対してより、貴殿のような盗用ブログを読まされた、貴殿の読者に謝罪すべきではないのか。
だから、小生は貴殿のブログ上でまず盗用を認めて謝罪せよと申し上げた。
しかし、貴殿は即座にブログごと削除してしまった。

貴殿は残念ながら、今後も盗用ならずとも、世間を欺いて生きていくのだろう。
貴殿のアクセスログは記録されている。二度と立ち寄らないでもらいたい。

さらば。

*1:執筆時の情報のまま。

*2:かく「い」うだろ? おっさん。50で「ゆう」ゆうてたら恥ずかしいでw

*3:フラッシュフォワード「・(ナカグロ)」バックなんて技法はない。フラッシュフォワードとフラッシュバック、これをセットにして「&」で自分はつないだ。わかる方はわかるはずだが、パクリ主は気づかずに誤記した。コピるならまんまコピれ、おっさん!