インテルVSマンチェスター・ユナイテッド@スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ

サン・シーロってACミラン側の呼び名だったよね? ま、どっちでもいいか。
百戦錬磨の名将ファーギーを撃破できるのは天才モウリーニョしかいない! と期待してわざわざ早起きしてナマで観戦。結果は...モウリーニョってやっぱり現実主義的な勝負師で、ファンタジーはないな、と思ったりして。イブラヒモヴィッチスタンコヴィッチ、天才肌のプレーヤーはしっかり局面では存在感を出してくれるけど、全体には堅守速攻、手堅いけどハデさはなくてオレみたいな単純軽薄なサッカーファンはいまいち面白がれないという。
そこいくとユナイテッドの攻撃陣の最前線での波状攻撃、見ていてワクワクする。ガツガツとにかくフィジカル・コンタクトで愚直に、しかし素早く潰しにくるプレミアリーグとは違って、読み合いで躱すセリエAならではの巧い守備でインテルも守りきるのだが、やはり攻撃の華やかさに目がいってしまい。とにかくチャカチャカと攻守がめまぐるしく切り替わるプレミアリーグのゲームばかり見るうちに、かつてみたくチャンピオンズリーグのゲームにすんなり溶け込めなくなってる面はあるのかも?
いずれにせよ、個人的にはこんな具合に面白みのないフットボールなら、インテルビッグイヤーをとらなくてもいいかな、と思ってしまったり。決勝はバルサとユナイテッドがやっぱりサイコーでしょうな! で、昨季の雪辱でバルサが勝利すると。