風来坊(id:huraibou)さんのところでもされていたので、自分もマネしてセレクションしてみました(なお、映像等を随時追加、および文章は直してますが、一部、間違いがあります。いずれ訂正しますのでスミマセン)。
以下、長々とまず言い訳など。。。
ハッキリ言ってオレ自身はロック好きではあるけれども、マニアの方からすれば全然ヌルすぎな部類。ただ、ヌルいヤツはヌルいなりに、もしかして世間でいうところのロックのイメージみたいなのもわりとつかめているんじゃないか?、、、などと勝手に考えてもいたりして。
そこで、オレ個人の薄手な嗜好を掘り下げてもいたしかたなし、世間でもこのへんがやっぱり「定番」なんでしょ? という軽いノリで選んでみました。ありきたりだけど、定番はとりあえず最強なんじゃないかと。教条主義とまでいかずとも、今さらガイド本だのを引き写してるみたいでイヤなんですけど、、、ご勘弁を。
というわけで、まずは「最強のロック・ソング 10選」。本来は「ロックンロール」となってましたが、イメージやニュアンスの面で「ロック」と「ロックンロール」は多少意味合いが違ってきてるように思う。個人的見解かもですが、ザックリ言えば、「ロックンロール」というと「古い」のも入ってくる、エルヴィスやチャック・ベリーあたりのオールドナンバーも選ばないといけない気がする。しかし、「ロック」だともうちょっと新しめな雰囲気が出てくるかなと。自分の場合、古いのはいまいち把握できてないので、「ロック」という括りで考えてみました。
<ロック最強ナンバー 10選>
1.ジミ・ヘンドリックス「アメリカ国歌〜紫のけむり」
2.ローリング・ストーンズ「ホンキー・トンク・ウィメン」
3.ビートルズ「ハード・デイズ・ナイト」
4.ボブ・ディラン「ライク・ア・ローリング・ストーン」
5.ザ・フー「無法の世界」
6.セックス・ピストルズ「アナーキー・イン・ザ・UK」
7.ブルース・スプリングスティーン「明日なき暴走」
8.イーグルス「ホテル・カリフォルニア」
9.レッド・ツェッペリン「天国への階段」
10.AC/DC「ホール・ロッタ・ロージィ」
、、、赤面ものなナラビですね(汗)でも、やっぱりこのへんがロックの基本、根本、最強としての定番に思えたりするワケですよ。
ひずんだエレキ・ギターのリフとソロ、それがあってこそロック。その極みはやはりジミヘン。世界のロックファンなら誰もが一度は目の当たりにするのが、『ウッドストック』でアメリカ国歌をかき鳴らすジミヘン。アレこそ、世界で一番有名なロック的瞬間ではないでしょうか?? ロック聴かない人でもそういうイメージを持ってるんじゃないか、と思う。
あとはロックという言葉から思い出されるメジャー級からいちばんメジャーっぽい曲を選んでみたという感じ。彼らのこの有名曲たちがいまだにロックのイメージを強く形成してるんじゃないかと。あまりにあまり有名すぎて面白みはないんですけど(汗)、もしこれからロックを聴きたい、ロックってモンを知りたいという人には真っ先に聴かせたいかなぁ、とか。
個人的にはどれか1アーティストで1曲というなら、ストーンズを選びます。ストーンズこそ究極のロックバンドでしょう。いまだに現役という時点で凄すぎる(笑)そんな彼らの究極のナンバーを選ぶのは難しいんだけど、彼らにしかできないウネリみたいなのが一番わかりやすく出てるのは、個人的には「ホンキー〜」かなぁ、と。。ダントツでメジャーなのは「サティスファクション」だろう? とは思うけど、ココはちょいこだわってみてしまったり。「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ブラウン・シュガー」「イッツ・オンリー・ロックンロール」「ダイスをころがせ」「スタート・ミー・アップ」、はたまた「Wild Horses」でも「Let It Breed」でも何でもいいんですけど、ホントに。アルバムなら「メイン・ストリートのならず者」にとどめを刺すか?
AC/DCは日本ではいまだになじみ薄いんでしょうけど、最近、個人的に最強と思えてきたのでコレも強引に(笑)有名なのは「地獄のハイウェイ」と「地獄の鐘の音」ですけど、ちとハードロック寄りすぎるので、あえて「ホール・ロッタ・ロージィ」。ロックの一要素でもあるエロ・グロ・ナンセンス(爆)を前面に押し出した典型曲という点でもピックアップしたいし。「It's A Long Way To The Top (If You Wanna Rock 'N' Roll)」も最高だよな!
先月発売の「PLAYBOY」でも特集をやってたので、ロック最強アルバムも選んでみました。
<ロック最強アルバム 10選>
1.「メイン・ストリートのならず者」ローリング・ストーンズ
2.「ウェルド」ニール・ヤング
3.「IV」レッド・ツェッペリン
4.「フーズ・ネクスト」ザ・フー
5.「狂気」ピンク・フロイド
6.「勝手にしやがれ!」セックス・ピストルズ
7.「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」ザ・バンド
8.「ネブラスカ」ブルース・スプリングスティーン
9.「ギター殺人事件」AC/DC
10.「ヨシュア・トゥリー」U2
コレも定番ばっかですが、こっちは多少、個人的な嗜好/指向も入ってます。ビートルズ、ディラン、ビーチ・ボーイズはあえてオミットしてしまいました。ディランが切り開いた世界や境地はザ・バンドやボスがより明確にかつ力強く進化/深化させて、世間に定着させたんじゃないか、という思いもあったりして、、、まぁ、しょせんヌルいファンの妄言ですが(汗)
「ネブラスカ」は弾き語り1本で挑んだロックの究極作じゃないかと最近思うようになりました。「明日なき暴走」よりも重要作はこっちじゃないかとか。
あと、やっぱりプログレはロックのなかでは異端児ですけど、「狂気」はあえて例外視。個人的なベストは「炎〜あなたがここにいてほしい」ですけど、ロックの世界を広げたのは「狂気」でしょうか、と。「クリムゾン・キングの宮殿」は最初から選外でしたが。キング・クリムゾンはロックの可能性というより、演奏者の可能性を追求したバンドでしょうし。そういう意味でも、プログレならクラウス・ディンガー追悼の意味を込めてノイ!、あるいはカン、さらにはクラフトワークを選んであげるべきかもしれません。
しかし、やっぱこういうのは選んでて面白いですね(笑)評論家気分というよりは、世界のロックファンの思惑をいろいろ妄想するのが楽しいです。
、、、いちおうオレ個人にとってのロック最強曲も選んでみました。あんまり変わりませんね(苦笑)一部例外もあるけど、大体カラオケとかでも歌える曲です(爆死)なのでやっぱベタですな〜。
1.ニール・ヤング「ライク・ア・ハリケーン」(ライヴ版)*1
2.ローリング・ストーンズ「ロックス・オフ」
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3.ザ・フー「無法の世界」
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4.レッド・ツェッペリン「ブラック・ドッグ」
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5.ピンク・フロイド「あなたがここにいてほしい」
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7.AC/DC「ホール・ロッタ・ロージィ」(ライヴ版)ヨシュア・トゥリー~スーパー・デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付)
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8.ブルース・スプリングスティーン「涙のサンダーロード」(ライヴ版)
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9.RCサクセション「雨上がりの夜空に」明日なき暴走 -30th Anniversary Edition
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08/04/08追記。
音楽中心日記blog様(http://blog.goo.ne.jp/musicwatch/)で御紹介頂いてしまいました。ありがとうございました。
「ロックンロール」はやっぱり自分のなかでは「ロック」とはどうにも違うようで、、、チャック・ベリー「ジョニー・B.・グッド」が真っ先に浮かぶ程度と実に貧弱なイメージしかなく(汗)
それでも、後だしでちとズルいんですが、今の気分で「ロック」ではなくて「ロックンロール」と思う10曲も選んでみました。シバリとしては上で選んだアーティストと重ならないように、ということで。
1.チャック・ベリー「ジョニー・B.・グッド」
2.ベン・E・キング「スタンド・バイ・ミー」
3.ステッペン・ウルフ「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」
4.ロネッツ「ビー・マイ・ベイビー」
5.CCR「スージーQ」
6.ラモーンズ「ロックンロール・レイディオ」
7.イアン・デューリー&ザ・ブロック・ヘッズ「セックス&ドラッグ&ロックンロール」
8.ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース「ハート・オブ・ロックンロール」
9.ロス・ロボス「ラ・バンバ」
10.ゼム「グロリア」
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自分の場合、映画が専門だったせいか、ロックンロールも映画館&ブラウン管で耳にした印象が強いです。
チャック・ベリーのあの曲は変則っぽいけど『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、「スタンド・バイ・ミー」はスティーヴン・キング原作の故リヴァー・フェニックスの映画、、ステッペンウルフはもちろん『イージー・ライダー』、ロネッツはマーティン・スコセッシの『ミーン・ストリート』、CCRは『地獄の黙示録』、、、という具合。
残りはラジオのエアチェックで聴いたもの、という感じです。
ま、このナラビもベタベタですねぇ、やっぱ。結局、ベタなのしか聴いてないようで悔しい!
*1:ホントはジム・ジャームッシュのドキュメンタリー『イヤー・オブ・ザ・ホース』からの映像が欲しいんですが。。。