クロサワにたかる有象無象ども、、、

ワンダのCM、うざすぎる。桑田佳祐じゃなく、黒澤明が。クロサワと桑田が競演する意図がまるきり不明だし、合成もいまどきどんだけぇ〜な手抜きさ加減で、単純に出来の悪さにイライラしてるってのもあるが。
、、、何度も書いてるように、オレ、個人的には黒澤明は嫌い。でも、「世界のクロサワ」てんで奴さんをムリムリ神聖視して、それで銭儲けしようって輩は嫌いを超えて死ねばいいと思う。
以前イカれた人の荒らし(苦笑)があったので『椿三十郎』リメイクの愚については繰り返さないけど、今回のワンダCMの一件といい、黒澤の息子ってオヤジの遺産を食い潰してるようにしか思えんのだけど? 世界の映画ファンを敵に回すような所行を繰り返してるように思うんだが、どうよ?
オリジナルを冒涜するような映像流用したりして、恥ずかしくねぇのかって件のCM屋には言いたいねぇ。いや、クロサワが世界的巨匠なんてしょせん虚像つうか天皇崇拝みたく根拠ない土俗信仰みたいなモンだと思うので、どうでもいいってばいいんだけど、愚劣さだけは指摘しておきたいな、ということで。たかってんじゃねぇよ、ハエども!


なお、フォローするワケじゃないが、『蜘蛛巣城』は映画史に残る傑作ではあると思う。『七人の侍』『用心棒』『どん底』あたりも。洋モノの翻案が断然得意という意味ではいかにも戦後日本の象徴となった人らしくはあり。
、、、あ、いま『生きる』のTV版やってるけど、昨日の『天国と地獄』といい、ホント、冒涜的シロモノ。オリジナルの『生きる』のセンチメンタリズムは今見ると辟易するけど、志村喬はいつ見ても素晴らしい。あつぼったいタコ顔にタラコ唇なオッサンが意外にも粋な最後っ屁カマすって設定だから感動するんであって、松本幸四郎みたく美男がやっても意味ねぇと思う。コレつくったTV屋は恥知るべしだけど、それ以上にリメイクを嬉々として認めたであろう黒澤のバカ息子の罪は重い。『生きる』じゃなくて『死ぬ』べきじゃん、とあえて言いたい。マーティン・スコセッシあたりが本気で叱責してあげて欲しい。