米英ロックのなんとなしな違い。

一概に云えないけど、アメリカン・ロックはリズムセクションがキマリまくり! 少なくとも80年代後半以降のブリット・ポップ勢は概してアイデア先行ぎみ、いい悪いは別として下手ヘタに聴こえる。アメリカ勢って今に至るも、とりあえずビートは正確にビシッとキマってる。リズム・セクションがヨレヨレなバンドってあんまり印象にない。よく西海岸組は演奏志向、東海岸はアイデア志向なんて言い方をしたりするけど、演奏力だけ取れば、米国ものってあんまりハズレないような印象。
そういう中ではいわゆるオルタナグランジ勢にはやや勢いで突っ走りぎみなのも目立つかな。それでもパワーは英国勢より総体的に見れば段違い。どこでもバカでかい音出せるってな、国土風土の違いなんだろうか? 

Without a Sound

Without a Sound

……しかし、ンなことウダウダ書いたところで、キース様のコレなんぞカマされるとただ平伏せざるを得ないってモンで。スミマセン! ボンクラがナマ申しまして。。。
トーク・イズ・チープ

トーク・イズ・チープ

ストーンズの近作なんぞよりもずっとのびのびとギターをシャキシャキ弾いてるキース様、カッコよすぎ! 唯一無比なる武骨で歯ごたえある独特のリフの連射が腰にくるくる! こいつがロックってモンだぜ!